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演題 | 癌研究における空間的オミックス解析の現在とその活用 (+海外留学学生支援への展望) |
講演者 | 松本 健(まつもと けん)氏 [ブリュッセル自由大学 上級研究員] (兼・外務省在外公館科学技術フェロー) |
開講時間 | 16:30~ |
場所 | 相模原キャンパス L2号館3階308講義室 |
詳細 | 生命科学分野において、空間的オミックス解析技術が近年話題となっている。この技術により、空間情報と網羅的な遺伝子発現・タンパク質発現の解析を組み合わせることを通して、組織切片上で、どこにどんな細胞が位置しているのかを判定することができる。癌研究においては、この技術を用いて、どのような細胞が病変のどのような場所に位置しているかを網羅的に解析することで、病態進行の新たなメカニズムや新たな治療標的を導き出すことができるとして期待されている。 本講義では、これまでに報告されている複数の空間的オミックス解析技術を紹介し、それぞれの利点と改善点について議論する。加えて、欧州の大学研究機関で働く研究者としてのキャリア・生活を紹介する。 最後に、外務省在外公館科学技術フェロー(欧州担当)としての活動を紹介し、“勇気をもって海外へ飛び出せる学生を支援するには、何をすべきか”についてご意見をいただきたい。 |
担当 | 分子生物講座 |
対象 | 教職員・学生 |
備考 | なお、本」セミナーは大学院理学研究科の特別講義を兼ねています。 単位取得専攻分野:分子科学専攻・生物科学専攻 |