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2024.10.18

末吉教授が第44回キャピラリー電気泳動シンポジウムにおいて研究発表を行いました。

10月10、1日に開催された第44回キャピラリー電気泳動シンポジウム(@北海道大学)において、末吉教授が下記の研究発表を行いました。
「キャピラリー電気泳動-LED励起検出装置と蛍光標識アプタマーを用いた細胞外小胞解析」
(旭 将太郎,石本 優太,新保 潤弥,中村 和貴,山本 来,末吉 健志)
 北里大学に着任してからの研究成果をまとめたものであり、連名の4年生の皆さんが卒業研究で頑張ってくれているデータを発表してきました。多くの研究者の方から多数の興味・質問・コメントをいただきました。一緒に研究してくれている4年生の皆さんに改めて感謝いたします。

 また、共同研究者の谷口遼太さん(大阪公立大院工 M1)が下記のポスター発表にて、優秀ポスター発表賞を受賞しました。おめでとうございます!!
「細胞外小胞濃縮・解析用アプタマー修飾アルギン酸ゲルビーズの開発」
(谷口 遼太,遠藤 達郎,久本 秀明,末吉 健志)
 細胞間情報伝達やがんの転移に関与している細胞外小胞(エクソソーム)の選択的な回収・解析のための技術開発に関する研究です。生体適合性材料のアルギン酸で作製したマイクロゲルの表面に、標的分子を特異的に結合して捕捉する核酸(アプタマー)を結合させ、生体試料中のエクソソーム捕捉を目指しています。発表では、開発したゲルと電気泳動技術との組み合わによって、従来の回収法よりも100分の1の時間で高効率にエクソソームを捕捉したデータを紹介し、高い評価を受けました。

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