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RESEARCH

研究室紹介

北里大学理学部は講座制を取っており、各講座(研究室)に4名の教員が所属しています。
物理学科、化学科、生物科学科にはそれぞれ4つの研究室があり、
教員と大学院生、4年生が様々な研究を進め、研究成果を世界に発信しています。

分子構造学

キーワード:分子および分子集合体の構造と性質 物理化学 量子化学 分光学 

分子や分子集合体の反応・物性を“構造”を鍵に明らかにする
- 種々の分光測定や物性測定と理論計算によるアプローチ -

光が照射されて高いエネルギー状態になった分子や、分子が自発的に集まりつくり上げる分子集合体は、特異的な機能をもつことがあります。当研究室では、分子集合体のモデルとなる分子クラスターの構造や反応、生体関連常磁性金属錯体の電荷移動状態などについて、波長の短い紫外線やX 線、可視光、波長の長い赤外線や近赤外線、さらにマイクロ波など、様々な波長の光で調べています。

反応機構学

キーワード:分析化学(分離分析,ミクロスケール分析,バイオ分析)、光反応、極低温マトリックス分光、光活性化型放出剤、ゲル線量計

未知の化学反応や分子間相互作用の探求・解明に向けて、新たな測定法・解析法を創出する

1.測定対象分子のみと結合する分子認識素子の創成
2.電気泳動を用いた分子間相互作用解析法の構築
3.極低温マトリックス単離法を用いた短寿命化学種の検出 
4.創薬へ光化学過程を応用することを目指した基礎研究 

分子機能化学

キーワード:#有機化学 #π共役系化合物 #高機能性色素の開発

新分子を自分で設計・合成し、性質を解明する醍醐味!

私たちは、くらしに役立つ材料に使われる有機分子の特徴的な構造を研究し、新たな「 機能」を示す新規分子をつくり出す研究を行っています。例えば、光や熱などの刺激で色が可逆的に変わったり、新しい磁性や導電性などを示す有機- 無機のハイブリッド分子など。X線結晶構造解析、その他各種の分析により、新しい分子の探求と未知なる物性の解明や機能性物質の開発に取り組んでいます。

分子構築学

キーワード:#人工酵素の設計合成 #貴金属化合物 #リン化合物

酵素モデル貴金属化合物の開拓合成、触媒機能の探究

この講座では新しい物質を作り出し、分析し、構造を決めて、物質の構造と性質の相関を解明することを目標にしています。そのため周期表のあらゆる元素を組み合わせて化合物をつくり、分析する手法と技術を磨いていきます。「独創的な方法を用いた新規化合物の合成」を目指して、人類の財産となる物質を生み出すという夢にチャレンジしています。

化学科共通

キーワード:#有機元素化学 #反応中間体化学 #生体関連化学 

生命科学の可能性を求めて未知な分野を元素で切り拓く

この研究室では、複素環化学、生物化学、細菌学、工業化学、分析化学、有機合成化学等の多岐に渡る分野で研究が進められてきました。最近では、有機元素化学、反応中間体化学、有機生物化学の研究が行われています。これらの基礎化学分野の研究から、生命科学の可能性を探究していくことを目指しています。

S号館405号室