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RESEARCH

研究室紹介

北里大学理学部は講座制を取っており、各講座(研究室)に4名の教員が所属しています。
物理学科、化学科、生物科学科にはそれぞれ4つの研究室があり、
教員と大学院生、4年生が様々な研究を進め、研究成果を世界に発信しています。

分子生物学

キーワード:#体内時計 #性・種の進化 #変態 #冬眠

生命現象を分子レベルで解き明かす
私たちの研究室では、(1) 体内時計、(2) 性・種の進化、(3) 両生類の変態、(4) 哺乳動物の冬眠について、分子レベルでの解明を目指しています。そのために、カサノリ、クラミドモナス、マウス、アフリカツメガエル、シマリスなどの多様な生物において、分子生物学や遺伝子工学の手法を用いて研究を進めています。

幹細胞学

キーワード:#生殖系列 #幹細胞システム #初期化

生殖細胞と幹細胞から生命の謎を探る
受精卵は“全能性”をもち、からだをつくる200 種類以上の細胞を生み出します。私たちは、マウスの生殖細胞の発生のメカニズムを研究しています。生殖細胞の発生では、全能性の獲得、すなわち、初期化がおこっているので、胚性幹細胞(ES 細胞)や人工多能性幹細胞(iPS 細胞)の研究とも密接な関係があります。生殖細胞と幹細胞を用いながら、全能性の獲得機構の解明を目指します。

細胞生物学

キーワード:#細胞運動 #シグナル伝達 #細胞骨格  #ライブイメージング

細胞機能を分子レベルで解明する
私たちは、生物の高次機能を解明するため、動物細胞の運動のメカニズムを細胞、分子レベルで研究しています。細胞の運動は動物の発生や免疫反応などの生物の基本的な高次機能に関わるとともに、精神遅滞やがん細胞の浸潤・転移などの病気にも深く関与しています。私たちは細胞生物学の研究によって生物の高次機能と病気の原因解明に貢献したいと考えています。

免疫学

キーワード:#リンパ球 #細胞傷害 #細胞分化

リンパ球による免疫反応制御の仕組みを解明する
病原体の侵入やがんに対する免疫システムの制御機構についてはまだわからないことが多く残されています。
私たちの研究室では、がんや病原体に対する免疫反応の実体とそれがどのように制御されているのか研究を行っています。こうした研究を通じ、感染症、免疫性疾患、アレルギーやがんの問題に立ち向かっていきたいと考えています。