RESEARCH
化学科共通
キーワード:#有機元素化学 #反応中間体化学 #生体関連化学
生命科学の可能性を求めて未知な分野を元素で切り拓く
この研究室では、複素環化学、生物化学、細菌学、工業化学、分析化学、有機合成化学等の多岐に渡る分野で研究が進められてきました。最近では、有機元素化学、反応中間体化学、有機生物化学の研究が行われています。これらの基礎化学分野の研究から、生命科学の可能性を探究していくことを目指しています。
社会活動
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 地域の科学舎推進事業 地域活動支援(草の根型)
実施期間:2011年6月1日から2012年3月31日
テーマ:「ドライアイスの3つの不思議」
対象:小学生、中学生
内容:ドライアイスには、3つの性質があります。1つ目は、ドライアイスとは二酸化炭素が固化した状態であること、2つ目は、‒78 °Cで固体から気体に昇華するため、この表面温度を持っていること、そして、3つ目は、水に溶けると酸性を示す性質です。
本教室では、これらの性質を実験により観察していきます。
独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 地域の科学舎推進事業 地域活動支援(機関型)
実施期間:2010年4月1日から2011年3月31日
テーマ:「温度によって色が変わる分子:ビアントロンの合成実験と液体窒素を使った色の変化」
対象:高校生
内容:私たちが普段目にする色と有機分子の形には、深い関わりがあります。また、分子の形は温度によって変化するものもあります。今回紹介するビアントロン(図)は、温度によって形が変わるとともに色が黄色と緑色の間を行き来する分子です。当日は、温度によって色が変化する現象の解説とこれを利用した身近なものを紹介したあとに、実際に図の分子を皆さんに作ってもらい、液体窒素を使って色の変化を観察していただきます。