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2018.09.10化学科

分子科学専攻 反応機構学講座 修士課程2年の大塚敦史君が第30回配位化合物の光化学討論会で優秀ポスター賞を受賞しました

分子科学専攻 反応機構学講座 修士課程2年の大塚敦史君が、第30回配位化合物の光化学討論会(2018年 7月14日(土) ~ 16日(月)、定山渓ビューホテル(札幌市南区))において、下記のポスター発表を行い、優秀ポスター賞(ポスター発表49件中、4件)に選ばれました。

ルテニウム錯体の光還元二量化反応と光化学的CO2還元反応におけるCO/HCOO−選択性
(北里大院理) ○大塚敦史・藤村多希・石田 斉

ルテニウム錯体触媒による光化学的CO2還元反応では、生成物である一酸化炭素(CO)とギ酸(HCOO−)の選択性(CO/HCOO−)が触媒濃度に比例することから、我々はルテニウム錯体が二量化することによりギ酸生成が有利になる反応機構を提案しています(Chem. Sci. 20156, 3063.)。本講演では、ルテニウム錯体触媒を共有結合で連結し二量化反応を制御することによって光化学的CO2還元反応の触媒濃度依存性が変化することを見出し、発表しました。
なお、本研究は文部科学省研究費補助金 基盤研究(C) (研究代表者: 石田 斉、課題番号: 17K05815)の支援により行われました。

大塚敦史君ポスター賞受賞
 

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