RESEARCH
量子物理学講座 森遥さん(博士課程1年)と佐々木伸講師との研究が Journal of Mathematical Physics誌に掲載され、editor’s pickに選ばれました。整合的な量子重力理論候補である超弦理論は大小の空間的スケールを対応させるT双対性という性質を予言します。本研究ではT双対性が明示的に現れる時空間(doubled space)を、亜代数と呼ばれる数学的性質を通して調査し、その構造を明らかにしました。
文部科学省科研費(JP20K03952)および日本科学協会笹川科学研究助成(No. 2020-2009)の支援を受けています。
