RESEARCH
量子物理学講座の片浦隆介君(北里大学大学院理学研究科/博士課程３年)が行った研究がNuclear Instruments and Methods 誌に掲載されました。
本研究では、がんの粒子線治療における照射位置・照射線量の精度を向上させるために、素粒子実験で開発された測定技術を応用して、患者体内の物質に関する正確な情報を得る方法を提案し、その実現に必要な技術開発にも成功しています。
本研究は科研費(基盤研究B(15H03656)および基盤研究C(26460723))の助成を受けて実施されました。
論文タイトル：Stopping power measurement for proton therapy by combining proton radiography and X-ray CT
論文誌：10.1016/j.nima.2022.166316
