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生物物理学講座の渡辺豪講師らの論文がScience Advances誌に掲載されました

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  物理学科 生物物理学講座 渡辺豪講師らの研究に関する論文がアメリカ科学振興協会(AAAS)のScience Advances誌(IF=12.8)に掲載されました。
  本論文は、東京大学大学院新領域創成科学研究科の岡本敏宏准教授、熊谷翔平特任助教、筑波大学数理物質系の石井宏幸助教らとの共同研究による成果です。
  本研究では、高信頼性かつ高移動度で、環境(大気・熱・バイアス)ストレス耐性を併せ持つ実用に耐えうる塗布型n型有機半導体であるの開発に世界で初めて成功しました。この優れた半導体性能は、第一に無機半導体に類似したバンド伝導機構に起因するものであることが実験的に示されました。また第二に、有機半導体特有の伝導阻害の主要因である分子間振動が、分子設計により効率的に抑制されたことが、分子動力学計算および伝導計算により実証されました。
  今回開発したn型有機半導体は、印刷法による安価かつ低環境負荷の電子タグなどの開発を大いに加速し、さらに熱電変換素子などの次世代のプリンテッド・フレキシブルエレクトロニクス分野の起爆材料となることが大いに期待されます。

  本研究は、渡辺豪講師が研究分担者として参画している文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)「水圏機能材料:環境に調和・応答するマテリアル構築学の創成」の助成(JP19H05718)を受けました。

論文タイトル: “Robust, High-Performance n-Type Organic Semiconductors”
論文誌: Science Advances
DOI: 10.1126/sciadv.aaz0632


関連リンク

<プレスリリース>

<論文のページ>

<新学術領域「水圏機能材料」>