北里大学東洋医学総合研究所

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漢方鍼灸治療センター

漢方外来について

個々の患者様の状態によって薬を決める

西洋医学に加え漢方を専門に研修した医師により、脈診・舌診・腹診など東洋医学の伝統的な診断方法に基づいて、個々の患者様に適した漢方薬による治療を行っております。この伝統的な漢方薬としては、煎じ薬のほか、丸剤や粉薬などを使用することもあります。

  • 脈診の様子
    脈診
  • 舌診の様子
    舌診
  • 腹診の様子
    腹診

体にやさしい漢方薬

漢方薬

使われる漢方薬は、専門の薬剤師により品質が管理された天然生薬を用いております。伝統に基づき、科学的根拠も考慮した上で、安全性の高い生薬を組み合わせて処方しています。単に症状を抑えるのではなく、からだ全体へ無理なく作用し、副作用が起きないように細心の配慮をしています。また食欲・便通・睡眠などの改善にも配慮した、体にやさしい治療であることが漢方の特徴です。

漢方治療の適応

乳児から高齢者まで、老若男女を問わず漢方外来を受診されています。主な疾患はアトピー性皮膚炎や気管支喘息のような体質的疾患、慢性肝炎や高血圧・糖尿病などの長期管理の必要な疾患、冷え症や月経異常など婦人科疾患、自律神経失調症などの心身的疾患、抗癌剤やステロイド剤などの現代医薬による副作用症状の軽減・予防、などがあげられます。

2014年度 外来初診患者様の主な疾患

男性

主な疾患 割合
便秘・胃痛・胃潰瘍などの消化器疾患 10.3%
関節痛・腰痛・神経痛・しびれなどの整形外科疾患 9.0%
冷え症・自律神経失調症 7.9%
パニック障害・うつ病・統合失調症などの精神科疾患 7.8%
高血圧・肥満・糖尿病・甲状腺疾患などの生活習慣病・内分泌疾患 7.7%
にきび・湿疹・蕁麻疹などの皮膚科疾患(アトピー性皮膚炎以外) 7.5%
アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科疾患 7.1%
癌・悪性腫瘍 6.6%
頭痛・脳梗塞・パーキンソン病・認知症などの神経内科疾患 5.7%
アトピー性皮膚炎 5.3%
前立腺肥大・尿路結石・膀胱炎・腎炎などの腎泌尿器科疾患 4.6%
気管支喘息・気管支炎などの呼吸器疾患 4.5%
循環器疾患(高血圧症以外) 3.0%
慢性肝炎など肝胆膵疾患 1.6%
眼科疾患 1.4%
関節リウマチなどのリウマチ性疾患 0.3%
自己免疫性疾患(関節リウマチを除く) 0.2%
その他(疲れ易い、むくみやすい、風邪をひきやすい等) 9.6%

女性

主な疾患 割合
冷え症・自律神経失調症 14.0%
月経不順・生理痛・不妊・子宮筋腫・子宮内膜症などの婦人科疾患 10.4%
便秘・胃痛・胃潰瘍などの消化器疾患 9.6%
関節痛・腰痛・神経痛・しびれなどの整形外科疾患 9.1%
にきび・湿疹・蕁麻疹などの皮膚科疾患(アトピー性皮膚炎以外) 8.0%
パニック障害・うつ病・統合失調症などの精神科疾患 7.6%
頭痛・脳梗塞・パーキンソン病・認知症などの神経内科疾患 5.8%
アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科疾患 5.1%
高血圧・肥満・糖尿病・甲状腺疾患などの生活習慣病・内分泌疾患 4.0%
癌・悪性腫瘍 3.8%
気管支喘息・気管支炎などの呼吸器疾患 2.9%
アトピー性皮膚炎 2.6%
循環器疾患(高血圧症以外) 1.8%
尿路結石・膀胱炎・腎炎などの泌尿器科疾患 1.6%
眼科疾患 1.1%
関節リウマチ 0.8%
慢性肝炎など肝胆膵疾患 0.7%
自己免疫性疾患(関節リウマチを除く) 0.7%
その他(疲れ易い、むくみやすい、風邪をひきやすい等) 10.5%