マハナコン工科大獣医学部は、タイの首都バンコクにありますが、中心部からは離れた郊外のノンチョーク地区にあり、周囲は十和田キャンパスと同様に自然豊かな環境にあります。マハナコン工科大獣医学部との学術交流協定は2012年11月に締結され、2017年10月に更新されています。2015年からは、両校の学生交換プログラムが本格的になり、マハナコン工科大獣医学部の学生は十和田キャンパスで1カ月間、北里大学の学生は夏期休暇中にタイで2週間の研修を実施しています。コンパニオンアニマルや産業動物のみならず、日本では経験することのできない象をはじめとした野生動物やエキゾチックアニマルにもふれる機会があり、その他、こちらの希望に添ったプログラムで研修が行われています。また、学生の研修には互いに1名の教員が同行し、教員間の交流も深めています。
日本では経験することができない疾患の体験など獣医学的な研修はもちろんのこと、文化や食べ物の違いなど、広い視野で様々なことを体験し、自らの将来に役立てることを希望すると同時に、今後、学生間の交流だけでなく、教員同士の教育・研究での交流が盛んになり、互いの発展に結びつくことが期待されます。
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タイ・マハナコン工科大学との国際交流について
マハンコン工科大獣医学部は、タイの首都バンコクの郊外に位置するノンチョーク地区にあり、周囲は十和田キャンパスと同様に自然豊かな環境にあります。マハンコン工科大獣医学部との学術交流協定は2012年11月に締結され、2017年10月に更新されています。2015年からは、両校の学生交換プログラムが本格的になり、それぞれの長期休暇を利用して研修を実施しています。北里大学からはこれまでに、2016年から2019年まで4回、学生が研修でマハナコン工科大学を訪れています。コンパニオンアニマルや産業動物のみならず、日本では経験することのできない象をはじめとした野生動物・エキゾチックアニマルの診療を体験する機会があり、特徴のあるプログラムで研修が行われています。一方、マハナコン工科大からの学生に対しては、附属動物病院の小動物診療センターや大動物診療センターでの診療研修、さらには各研究室でのラボワークの研修を実施しています。研修には互いに教員が同行し、教員間の交流を深めています。
日本では経験することができない疾患との遭遇など獣医学的な研修はもちろんのこと、文化や食べ物の違いなど、広い視野で多様性があることを体験し、自らの将来に役立てることを願うと同時に、今後、教員同士の教育・研究領域でも交流が盛んになり、互いの発展に結びつくことが期待されます。
2020年6月末日
マハナコン工科大学国際交流連絡担当 伊藤 直之