北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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研究室トピックス(3)−動物栄養代謝学研究室

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ヒツジを運動させてホルモンの働きを調べる

2011年12月5日

  ヒツジが運動するのを見たことがありますか。いきなりおかしな質問をしてしまいましたが、動物栄養代謝学研究室では、卒業論文の研究としてルームランナーを使ってヒツジのトレーニングを実施中です。といっても、筋肉ムキムキのヒツジをつくりだそうとしているわけではありません。運動によって体内では活性酸素種(略してROS)が増えてきます。ROSは体のいろいろな組織で悪さをすることがありますが、大切な役割があります。それは、インスリンというホルモンの効きをよくするはたらきです。インスリンは、筋肉や脂肪組織への栄養素の取り込みを促進し、成長や脂肪の蓄積に大きく影響します。インスリンの効きが悪化すると糖尿病のような病気を発症します。運動は糖尿病の治療に有効ですが、その理由としてROS産生によるインスリン作用の改善が考えられます。今回のトレーニングでヒツジの糖尿病を治すことを狙っているわけではないのですが(もともとヒツジの血糖値はとても低いです)、運動量、ROS産生、インスリン作用の三者の関係を明らかにすることによって、おいしい肉の生産、ひいてはヒトの肥満や糖尿病の治療に貢献する成果が得られることを私たちは期待しています。

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