北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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異常気象の影響か?秋に羊が分娩

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年々早まる分娩時期?今頃羊の赤ちゃんが誕生してしまいました!

2012年9月26日

  9月18日の朝、動物飼育管理学研究室で飼育している羊の運動場に朝のエサを持って行った学生が、生まれたばかりの子羊を発見しました。急いで、母羊と共に羊舎に収容しました。母子共に元気で、子羊は雄、体重を測ると3.3kgありました。子羊は既に母乳(初乳)を飲んでいた様子なので臍帯の消毒だけをして母羊と一緒にしておきました。
  本来、羊は短日性の季節繁殖動物です。そのため、通常は、秋に交配して早春に分娩します。春先に生長する草を母親が利用して十分、栄養を摂取し、泌乳をできるようにするためと考えられます。
  私たちの研究室では羊の分娩が3月中旬におこなわれるように交配を調節しています。羊の妊娠期間は145〜149日ですので、10月中旬に交配をおこないます
  タイトル「年々早まる分娩時期?今頃羊の赤ちゃん誕生!」にあるように、ここ数年、秋から初冬に掛けて分娩する羊が見られる様になってきました。しかし今回は今までよりも1ヵ月以上早くの分娩となりました。
  例年、夏至が近づき、日照時間が短くなる前には雄と雌を分けて飼い、秋の交配に備えます。今回の分娩は、分娩日から逆算すると、4月25日頃に交配したことになります。これからどんどん日照時間が長くなるという時期に母羊に発情が来たことになります。
  動物飼育管理学研究室の羊は、ここ数年来、よそから羊を導入していない「閉鎖系」ですので、周年繁殖する羊の品種や系統が導入されたというわけではありません。この様な時期に分娩するのはやはり異常気象のせいでしょうか?

  季節外れの子羊出現に羊を管理している学生もびっくり。でも、うれしそうに子羊の世話をしています。
  それから、子羊の名前は、子羊を発見した学生が「オリゼ」君と命名しました。
  元気に育ってくれることを願っています。

  • 写真1:収容した直後です。既に自分の足でしっかり立っています。
  • 写真2:生後5日目、牧草地に母親とちょっと散歩してみました。

こちらの画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


動画

動画1:収容直後です。既にいろいろなものに興味を持つようになって居ます。
動画2:お散歩中です。子羊はお母さんのおっぱいに夢中ですが、母親は青草には目もくれず、子供を気遣っていました。また、画面の中で子羊のシッポが動くのを見ることができます。子羊はちゃんとミルクを吸えているときには盛んにシッポを振るんですね!それから、羊のシッポは本来、長いんです。知ってました?