北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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十和田の春、子羊たちもすくすく

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「子羊たちは順調に育っています。」

2013年5月10日

動物飼育管理学研究室

  教育・研究用にコリデール種を中心に約40頭の羊を飼育している私達の研究室では、昨年10月に研究室の学生と一緒に羊の交配を、3月初旬に分娩準備、そして、3月17日朝、第1号となる男の子が無事生まれました

  北国の十和田にもやっと春が来ましたが、今年は6頭の母親から8頭の子羊が生まれ、無事に成長を続けています。
  子羊たちは健康管理のため、生まれてから数週間は毎日、体重を測られます。また、生後約1週間で断尾処置、その後、雄は去勢処置、1ヵ月後には耳標の装着がなされます。
  これらの作業は、動物を扱う訓練もかねて研究室の専攻生が実施します。もともと乾燥した地域で家畜化された羊ですが、日本のような湿度の多い地域ではお尻の周りの衛生状態が悪くなるため、肛門・外陰部を保護できる最低限の長さを残し断尾をします。断尾といっても刃物で切断するわけではなく、器具を使い太い輪ゴムを尾に掛け、輪ゴムを掛けた部分の血流を停止することによりゆっくり落ちるのを待ちます。出血することは殆どありません。研究室では落ちたシッポを携帯電話のストラップにする強者もいます(上記、3月25日付け記事をご覧下さい)。
  羊を始め、家畜の雄は若干の優秀な個体だけが成熟して子孫を残せますが、その他の多くの雄は「去勢」という処置を受けます。方法は断尾と同様に輪ゴムにより睾丸を落とします。これにより、(1)大人しくなり、他の雄とケンカをしなくなり、また人間も扱いやすくなる、(2)性臭(sex odder)と呼ばれる成熟した雄に特有の臭気を発しなくなる、(3)肉が軟らかくなり価値が高まる、などの利点が生じます。

  4ヵ月齢での離乳により親元を離れるまでのあとしばらく、子羊たちは母親と共に過ごします。

  • 写真1:暖かい陽差しの下へ、運動しに出てきました。
  • 写真2:まずは耳標の準備です。出生順に番号が振り当てられます。
  • 写真3:雄は、3頭のうち、2頭に去勢処置をおこないました。まずは、睾丸を探します。
  • 写真4:陰嚢の中に、確実に睾丸を入れた状態で輪ゴムを掛けます。
  • 写真5:教員によるチェックです。上手くいったようです。
  • 写真6:次は、耳標の装着です。まず、装着部位を消毒します。
  • 写真7:器具をあてがい、位置の確認です。
  • 写真8:羊を抱えて「保定」する学生も真剣そのもの。
  • 写真9:ちょっと痛かったかな?ゴメンネ!
  • 写真10:出血もなく、上手く装着できました。
  • 写真11:天気の良い日に、日光浴もかねて皆で記念写真です。だんだん重くなってきて、抱えるのが大変!!

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