北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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動物資源科学科実習紹介−応用動物行動学実習(1)

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「飼料に対する嗜好性と家畜の採食行動〜牛や羊にもある好き・嫌い」

2013年12月18日

  「応用動物行動学実習」は動物行動学研究室動物飼育管理学研究室が担当し、3年次後期に開講される科目です。実習では、ウマ、イヌ、ネコ、ウシ、ヒツジ、ブタなどを用い、「動物の行動」をキーワードにして、飼育管理技術をはじめ、動物をとりまく環境や調教技術まで、幅広い分野の技術と知識を身につけます。

【飼料の嗜好性と家畜の採食行動】
  動物の行動は多様に分類されますが、採食行動は「個体維持」に重要な行動です。この実習では採食行動を、複数の飼料を同時に与え、選択順位を比較することにより、「飼料の嗜好性」として測定します。
  「嗜好性(Palatability)」とは、ある飼料を「動物がどの程度好んでよく食べるか」を表す言葉で、「食い付きの良さ」を表しています。一方、「自由採食量(単に採食量または飽食量と言うこともあります)(Voluntary Intake)」は、これとやや似ていますが、正確な意味は「食い込みの良さ」を表します。自由採食量が飼料の消化率、栄養価、採食後の消化管の充満の程度、生理状態に及ぼす影響などによって決まるのに対し、嗜好性は家畜個体の感覚的要因によって決まると言われています。
  飼料に対する嗜好性について理解しておくと、家畜に限らず、犬や猫などでも、具合が悪くてエサを食べなくなった時に、「より嗜好性の高いエサを与えることによって栄養補給を確実におこなう」などの応用ができます。

  十和田キャンパスには敷地内に多数の動物飼育施設があるため、講義で学習したことを学内の動物を用いた実習ですぐに確認することができます。やはり実際の動物を用いての実習は学生に与えるインパクトが違います。また、実習後のレポート提出は学習内容をより深めることに役立っています。

  • 写真1:嗜好性を評価するための様々な飼料を準備しました。これはデントコーン、飼料用のトウモロコシです。
  • 写真2:左からヘイキューブ(乾草を固めたもの)、濃厚飼料(穀類など栄養価の高いもの)、生草(牧草地から刈り取ってきたものです。
  • 写真3:乾草とサイレージ(草を発酵させて保存できるようにしたもの)です。
  • 写真4:飼料の種類や使用する道具の説明です。
  • 写真5:飼料を評価しやすいように小さく加工します。
  • 写真6:こちらは生草を包丁で刻んでいます。動物資源科学科の学生は、男子も含めみんな料理が上手です(日頃の自炊生活でのトレーニング成果かな?)。
  • 写真7:嗜好性に影響する添加物(塩や水)を加えるために計量しています。
  • 写真8:評価が上手くできるように与え方や与える順番の確認です。
  • 写真9:容器に取り、いざ、牛に与えてみます。秒単位で「食いつきのよさ」を評価します。
  • 写真10:羊(お尻と背中しか見えませんが、)に与えています。エサ箱に顔を突っ込んで盛んに食べています。
  • 写真11:得られた結果を黒板に書き出し、皆で共有します。ここまではみんなの共同作業です。レポートでは結果を基にして各自が考察を加え、理解を深めます。

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