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2013年12月27日
食品機能安全学研究室では、「美味しくて体によい」食品やペットフードの誕生につながる研究を行っています。今回は、そんな私たちの研究室における、最近の話題3つを紹介します。
(1)学会若手奨励賞を受賞
食品やペットフードでは、加工の際に「メイラード反応」という現象が起こります。この現象をうまくコントロールすることにより、美味しい食品やペットフードを作ることができます。私たちの研究室の大畑素子先生は、メイラード反応による香り成分の研究を進めてきました。先日(2013/11/29)、これまでの研究成果が高く評価され、日本メイラード学会「若手奨励賞」を受賞しました。
(2)インドネシアから特別研究員
私たちの研究テーマのひとつに、「ペプチドの保健的機能の解明」があります。この研究は、スペインなどの海外機関との共同研究を進めており、インドネシアのボゴール農科大学もそのひとつです。先日(2013/11/20)、Irdha Mirdhayatiさんが特別研究員として来日し、私たちの研究室に加わりました。常夏のインドネシアと十和田の冬はあまりにも気候が違い、最初はかなりとまどっていたIrdhaさんでした。
(3)ペットフード書籍を刊行
学生諸君に人気がある研究テーマとして、ペットフードに関するものがあります。私たちの研究成果から、美味しくて体によいペットフードも誕生しています。また、私たちはペットフードの専門書を企画し、先日(2013/12/16)、『ペットフード・ペット用医薬品の最新動向』(有原圭三監修)という書籍を刊行しました。北里大学獣医学部の教員8名も、この書籍の執筆者として参画しています。
食品機能安全学研究室のホームページにも、関連情報が満載ですので、ぜひお越しください。
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