トップ> 学科・大学院案内> 動物資源科学科> 新着情報 >2013年度農医連携教育セミナーが開催されました。
2013年度農医連携教育セミナーが3月5日(水)に相模原キャンパスで開催されました。農医連携教育セミナーは今回の開催で5回目となります。
医学部の協力の下、本学科で実施している農医連携教育プログラムは、基礎プログラムと専門プログラムから構成されていますが、農医連携教育セミナーは、専門プログラムを受講している本学科学生の発表をメインとしていますが、毎回、基調講演として外部の先生をお招きして農医連携に関係する講演をしていただいています。また、相模原キャンパスの主会場と遠隔システムを利用して十和田キャンパスとを結び、質疑応答を含めて、十和田キャンパスの教員・学生も参加しました。
まずセミナーの最初に基調講演があり、今年度は動物介在療法を実際の患者治療に取り込んでいる北里大学メディカルセンター副院長 板東 由紀 先生に、「人も犬も元気になる!アニマルセラピー導入の試み」という演題で講演をしていただきました。講演内容は、「健康」や「治癒」の定義から始まり、「原疾患」に対する治療に「動物介在療法」を加えることの意義へと発展していきました。後半は動物介在療法の導入を試みている北里メディカルセンターでの取組の様子を紹介されました。
講演に引き続き、学生による農医連携プログラム報告会(第一セッション)および学生による課題学習発表(第二セッション)がありました。それぞれの発表に向けて学生達は3か月以上前から準備に取り掛かり、発表内容の検討や資料の収集、発表スライドの作製、発表練習を経て本番に臨みました。発表準備期間中は定期試験や就職活動と重なり苦労もあったようですが、どの発表も立派におこなえました。会場からは、医学部の先生方から厳しい質問や意見が出され、たじたじとなる場面もありましたが、これも良い経験になったことでしょう。
セミナーの最後に総合討論を行い、盛会のうち発表会を終えることができました。
農医連携教育プログラムおよびセミナーの詳細は「農医連携教育プログラムホームページ」をご覧下さい。
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