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農医連携教育セミナー
〜農医連携教育プログラム2017年度の成果と展望〜
2017年度農医連携教育セミナーが昨年12月16日(土)に相模原キャンパスで開催されました。農医連携教育セミナーは今回の開催で9回目となります。
本学医学部の協力の下、動物資源科学科で実施している農医連携教育プログラムは、基礎プログラムと専門プログラムから構成されています。農医連携教育セミナーは、専門プログラムを受講した本学科学生の発表を柱としていますが、毎回、基調講演として各分野から専門の先生をお招きして農医連携に関係する講演をしていただいています。また、相模原キャンパスの主会場と十和田キャンパスとを遠隔システムを利用して結び、十和田キャンパスの教員・学生もリアルタイムでセミナーを聴くことができました。
まず、最初に、向井学科長が開会の挨拶をかねて農医連携教育プログラムの概要とねらいを説明しました。続いておこなわれた本年度の基調講演は本学科(旧畜産学科)卒業生でもある横山峰介先生(新潟大学脳研究所フェロー)による「我が国における生殖工学と発生工学:どの様に誕生し,発展してきたのか!」でした。生殖工学の黎明期から北里大学畜産学科が果たしてきた役割について、恩師 豊田裕先生からえられた薫陶を交えて45分間にわたり話されました。
講演に引き続き、学生による発表がありました。4つの分野から5チームが構成され、分野ごとに、農医連携プログラムでの講義・実習内容の報告と、その内容から自らが問題点を考え検討した課題発表部分からなっていました。
それぞれの報告・発表に向けて学生達は3か月以上前から準備に取り掛かり、内容の検討や資料の収集、発表スライドの作製、発表練習を経て本番に臨みました。発表準備期間中は通常の講義・実習、そして就職活動の準備とも重なり苦労もあったようですが、どの発表も立派におこなえました。会場からは、医学部の先生方から厳しい質問や指摘が出され、たじたじとなる場面もありましたが、これも良い経験になったことでしょう。
セミナーの最後に総合討論を行い、盛会のうち発表会を終えることができました。
農医連携教育プログラムおよびセミナーの詳細は「農医連携教育プログラムホームページ」をご覧下さい。
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