北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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動物園動物の暮らしを豊かにする「工夫」とは?(動物資源科学科)

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  動物資源科学科の動物行動学研究室では日本各地の動物園にご協力いただき、動物園動物を対象とした研究に取り組んでいます。動物園では多様な動物種が飼育されており、その動物種ごとに適切な飼育環境は異なります。それは動物たちが本来暮らしている野生環境がさまざまに異なることに起因しています。こうした背景をもとに、動物福祉に配慮した飼育環境を実現するために有効な工夫やその効果を調べる方法についての研究をおこなってます。
  多くの動物園でいろいろな動物種を対象に研究しているのですが、その一例を紹介します。昨年度は当キャンパスの位置する青森県のお隣、岩手県にある盛岡市動物公園でニホンリスを対象とした研究をおこないました。野生のリスにとってマツ球果(いわゆる松ぼっくり)は重要な採食品目なのですが、動物園での通常の給餌には含まれていませんでした。そこで通常の給餌品目に加えて松ぼっくりを給餌しました。するとやはりリスは松ぼっくりを食べたとともに、食物を埋めるというリスに特徴的な行動(貯食と言います)が見られるようになりました。飼育下でもリスの行動を野生に近づけ、また通常の給餌品目に加えて新たな選択肢を増やしたことから、松ぼっくりの給餌は動物福祉の改善につながると期待できます。
   このように給餌品目を一つ増やすという我々ヒトにとっては些細に見える変化でも、動物にとっては大きな影響を与えることがあります。そのような「工夫」を明らかにする研究に動物行動学研究室では取り組んでいます。


  • 写真1:リスにとってマツ球果は重要な採食品目です。
  • 写真2:動物園での給餌品目にマツ球果を加えました。
  • 写真3:リスの行動に起こった変化を卒研生が寒さに負けず観察しました。
写真3:リスの行動に起こった変化を卒研生が寒さに負けず観察しました。

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