北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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動物資源科学科実習紹介−動物飼育管理学実習(8)

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  例年ですと、すでに十和田キャンパスで実習が開始されている時期ですが、新型コロナウイルスの影響で、「三密」を避けるため、実技を伴う実習はおこなわれていません。
  そこで、受験生の皆さんや相模原キャンパスでの講義実習がまだ始まっていない動物資源科学科新入生の皆さんに向け、これまで獣医学部ホームページに掲載された「動物飼育管理学実習紹介」のページを再掲載して、少しでも「通常の」十和田キャンパスの様子を感じとってもらい、「外出自粛」のストレス解消に役立ててもらえればと思います。

  第8回目には、初登場、豚さんです。多くの動物は出生から成熟するまでに成長パターンというものを持っており、通常はS字型を示します。農場にいる家畜の中でも成長速度が速い豚は様々な成長段階のものが同時に存在しているため、今回の実習には格好の素材です。


体重測定で成長の把握−動物の成長は「S字曲線」を示します

初回掲載:2017年10月2日

  第8回目は動物の成長を評価する重要な指標である体重を測定し健康性と成長を評価する方法を学びます。今回は成長の早い家畜である「豚」を用いることで、出生直後から種豚まで、各成長段階での体重を比較して、きれいな「S字曲線」が描けるかをみました。

【豚の成長段階と体重の変化】
  今回は、豚を使い、出生直後から完全に成長するまで、いくつかの成長段階で体重を測定し、成長速度の比較・豚の成長の特徴、そして成長に合わせた管理方法(主に給餌飼料の選択)を学んでいきます。
  豚は他の家畜、牛や羊や馬などに比べ成長速度が速いため、一年を通じて様々な成長段階の個体を実習で用いることができます。そこで今回の実習では、「S字曲線」を示すと言われている動物の成長速度を実際に確認してみました。
  実習では分娩直後の母子豚の観察から、子豚の体重測定、離乳後のいくつかの肥育段階での測定、そして繁殖豚(種雌豚)の測定へと進みました。
  子豚は片手でも持ち上げられますが、繁殖豚は250kg近くになるものもあり、慎重に体重計まで誘導しました。
  体重測定後は、農場職員から各成長段階で与える飼料の特徴(形状・栄養組成・薬物の含有など)を実際の飼料を見ながらの説明を受けました。
  得られた結果から、家畜としての豚は成長が急速に進む時期(「飼料効率」がもっとも良い時期)の最後の段階で出荷されるのが理解できました。

  十和田キャンパスでは敷地内に農場があるため、講義や実習で必要な動物をいつでもすぐに利用することができます。また、動物資源科学科の学生ならば誰でも、農場の動物や研究室の動物の世話をすることができ、毎日の経験から、知識と技術を積み重ねることができます。

  • 写真1:分娩房の母子です。生まれてすぐの子豚たちは小さくて、活発です。母乳を求めて母親の乳房周辺にまとわりついています。
  • 写真2:そんな中から1頭を捕まえて.....。
  • 写真3:体重計に載せました。
  • 写真4:こちらは肥育豚です。結構大きくなりましたがまだまだ大きくなってもらいます。
  • 写真5:繁殖豚の体重測定です。これは母豚(種雌豚)です。
  • 写真6:こちらは繁殖雌豚が収容されている豚房です。
  • 写真7:体重計までの移動ですが、上手に誘導しないとなかなか動いてくれません。
  • 写真8:やっと体重計のそばまで来ました。
  • 写真9:体重計に載せて数値を読みます。
  • 写真10:測定に用いた豚たちの情報と結果です。学生の予想体重と実測値の間に20%位の差が見られるものもありますね。意外と予想が難しい。
  • 写真11:豚の成長のパターンを示す図と結果の一部をまとめた図です。豚は105kgほどで出荷しますので、一番成長の早い時期をうまく利用しているのがわかるでしょう。
  • 写真12:こちらも結果を図にしたものです。約180日で105kgまで成長させ、出荷します。

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