北里大学 獣医学部 動物資源科学科

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「卒業生の声」 「日々の積み重ねと、変化を見つける目」を養った学生時代−いまの仕事につながる大切な宝−

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「日々の積み重ねと、変化を見つける目」を
養った学生時代
−いまの仕事につながる大切な宝−
平林 由佳さん
(平成14年3月卒
 俵史子IVFクリニック)
 現在私は、静岡市にある不妊治療クリニックで胚培養士(エンブリオロジスト)として勤務しています。
 畜産分野からヒト医療分野へ進むことに対して周りから驚かれることも多かったのですが、研究室で学んだ事を生かし、一生続けていけるやりがいのある仕事がしたい!という強い思いから、私は胚培養士の仕事を選びました。
 胚培養士とは配偶子や受精卵・精子を専門に扱う技術者のことを言いますが、仕事の内容は名前にある卵子・胚を培養することだけには留まりません。不妊治療を目的として体外に取り出した卵子・精子は個々の患者様で状態が全く異なるため、その方に合わせた治療方針を選択し、妊娠につながる良い胚を移植できるように細心の注意をはらって培養をしています。そのために必要な培養環境や機械の管理、胚・精子のデータ管理、患者様への胚の説明や、治療に対する疑問や質問に対応することも仕事の一つです。仕事内容は幅広く、とても責任ある役割を担っています。その分、技術や知識、経験も必要とされます。妊娠・出産された患者様が赤ちゃんと一緒に会いにきてくださることもあり、私にはそれがとても嬉しい瞬間です。
 大学で学んだ動物生殖学や、研究室で毎日ウシ胚を観察し扱えたことは、今の私の基礎となり進路を決めるきっかけになりましたが、あの頃はあまり好きではなかった器具洗浄や毎日慎重に操作した培養液の調整など、日々の小さな積み重ねが今の私の軸になっていると思います。「同じことを繰り返すことの難しさ、同じようにみえるその中で小さな変化に気づくことの大切さ」簡単なようで一番難しく、胚培養士として重要なことを研究室で教わりました。
 不妊治療分野の技術は日々進歩しており、積極的に学会や勉強会に参加し、自分の知識を深め、技術を磨く努力が必要になります。自分の頑張り次第でいくらでも可能性の広がるすばらしい職業にめぐり合えたことに感謝しています。これからも向上心を持って日々の業務に取り組んでいきたいです。
 私の学生生活は馬なしでは語れない!といえるほど、馬術部で馬とすごした時間は長く、とても貴重な経験をさせてもらいました。決して楽しいことばかりではありませんでしたが、部活の仲間や馬から教わったことは計り知れません。そして大学で出会った友人はなにものにもかえがたい私の支えであり、宝です。
 十和田での学生生活は、豊かな自然に囲まれ、先生方に見守られたとても温かく素晴らしい環境でした。学生の皆様も北里大学で、それぞれにきっと素敵な何かをみつけられることと思います。今しかない学生生活を十分に楽しんでがんばって下さい。
勤務先「俵史子IVFクリニック」にて、院長先生(右)と。
勤務先「俵史子IVFクリニック」にて、院長先生(右)と。
顕微授精を施行しているところです。
顕微授精を施行しているところです。
笑顔の絶えないスタッフです。
クリニック外来にて。
笑顔の絶えないスタッフです。
今も続けている乗馬。
今も続けている乗馬。
心地よい緊張感と開放感で癒されます。