北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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生物環境科学科 学ぶこと

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測量学実習 I

長利 洋 教授

測量学実習 I
測量学実習 I

野生動物から土、水・植物の環境まで実践的なフィールド科学を総合的に学ぶ。

測量学は、環境問題に携わる際には欠かせない基礎的な学問です。地球表面の情報を数値や図として表現するための学問を身につけ、生物の生産や活動環境の開発や保全・計画ができる測量技術の基礎を学びます。特に生物環境学科はフィールド科学を主体としているため、フィールドの土地情報や地形などをより速く正確に把握する必要があります。授業は班単位の少人数制で、実践体系の実習を行っています。具体的には広い校内敷地において、テープ、平板、レベル、コンパス、セオドライト、光波等を用いた基本測量を行い、トラバース作成までを習得します。その後、測量学実習 IIにおいて、具体的な目標に合わせてどのように活用していくか、応用測量について学ぶことになります。測量では計算過程が重要になりますから、レポートを提出させ、目的とする情報を正確に求めさせるようにしています。測量学実習は、専門科目の基礎的で入門的な科目として位置付けられています。専門的な研究の過程では、ほとんどと言って良いほど、測量技術が必要とされます。また卒業後、この実習と共に所定の科目を履修すれば、測量士補の資格が取得できます。測量士補は土木・建設だけでなく、生態・環境分野においても必要とされる資格です。

MESSAGE
地球規模での問題を解決するためには、科学的に理解し、解決するための技術を学習する必要があります。自然に恵まれ、食の生産現場が近接している本キャンパスにおいて、心と体でしっかりと学んで下さい。

環境分析学

馬場 光久 准教授

環境分析学

環境問題解決の糸口・方向性を見極める手法を学ぶ

環境分析は問題の解決の糸口となったり、方向を決めたりするために必要です。地球温暖化や酸性雨等の地球規模の環境問題は二酸化炭素など通常存在する物質が遍在することによって起きています。このため、常に測定してどの程度変化したのかを監視していく必要があります。分析機器の性能は日々向上しており、従来測定できなかった成分や濃度が測定できるようになってきました。しかし、その基礎となる標準試薬の調製や試料の前処理など、人の手による操作がいい加減では意味がありません。分析すれば結果が出てきますが、何のためにその分析が必要なのかということを最も重要だと考えています。講義の中で事例を紹介しながら、環境調査の目的、試料の取り扱い、代表的な分析法について学び、実験を通じて理解を深めていきます。環境試料を分析して、得られた結果から環境の質について考察できるようになることを最終的な目標としています。
授業は講義の内容と実習の内容が連動するようにしています。実験は最初に野外に行き、各分析方法の特徴を整理し、2回目から数回にわたって化学分析の基礎となる容量分析を行います。器具の基本的な扱い方、実験の精度と誤差の評価方法などについて学び、その後、環境分析の主体となっている機器分析を行います。

MESSAGE
環境科学では野外に出かけ、実際に体験しながら学ぶことが重要です。十和田には環境分析の対象となるフィールドがたくさんあります。フィールドに出かけ、一緒に環境について学んでみませんか。

水環境学

丹治 肇 教授

環境分析学

水は生命の源
―水を媒介として環境問題を理解する―

地球は水の惑星であり、人類は文明の発達とともに水問題に取組んできました。堤防やため池などを築く治水事業、水路などを造る利水事業、汚れた水を浄化する下水処理事業などです。また近年は、カワニナやエビ、カエル、昆虫、魚類、鳥類などの生き物が豊かな水辺空間の創造とデザインが求められています。さらに、あらゆる分野の人々で構成される“世界水フォーラム”や“世界湖沼会議”なども開催され、水に関する啓発運動が盛んに行われ、水環境学の面白さと重要性が認識されています。水環境学は、水資源の利用と保全、水田と畑地での潅漑と排水、畜産における水利用と排水問題、水質保全、水環境と景観保全について、基礎理論とその応用について学習します。到達目標は(1)水循環の中での水資源利用・開発・保全の基礎が理解できるようになること (2)灌漑排水システム、灌漑排水の目的・役割・効果について理解できるようなること(3)畜産用水・排水の基礎が理解できるようになること (4)生物生産と水質保全に関する基礎が理解できるようになること、などです。水環境学を学ぶことで、人間とそれを取り巻く環境について、水を媒介とした物質移動と環境問題を理解することができるようになるでしょう。

MESSAGE
十和田キャンパスは実践的なフィールド科学を総合的に学ぶのに最適な環境です。特に水環境学では景観保全、水質保全対策、飼育動物と水質環境問題について、先進の研究成果に基づいて学ぶことができます。

野生動物学実験

丹治 肇 教授

野生動物学実験

野生動物調査の基礎を学び、野外で応用しよう。

野生動物学実習は、野生動物調査に必要な基本情報である脊椎動物の計測や形態学的特徴の把握と野外調査方法(生息調査、個体数調査、行動圏調査など)の基礎について学びます。脊椎動物の計測や形態学的特徴は、動物を知るうえで欠くことのできない知識です。本実習では、まず、野鳥の標本を用い、体長や翼長などから爪の長さなど細かい部分までの計測を行い、各部位や羽の名称も覚えます。また、魚類を用いた実習では、内部臓器や鰓の構造を観察し、基本的な動物の構造を理解します。さらに、獣医学部ならではの動物の骨を用いて、数十個にもなる骨の名称を習得します。
後者の野外調査実習は、約40haにもなる十和田キャンパスを利用し、定点観察による大学校内の野鳥観察や、足跡や糞などから動物の存在を推定する痕跡調査、目視による追跡調査、自動撮影カメラによる撮影実習などを行います。十和田キャンパは、校舎周囲のコンクリートで固められた都市的な環境、南側には広大な草地をもつ圃場やグランド、東側には遊休林と、野生動物調査実習には適した様々な環境が備わっています。その他に、動物園を見学して様々な動物を直接観察し、その特徴を捉える実習も取り入れています。これらの実習は、野生動物学の講義と組み合わせることにより、環境の中の野生動物の状態をより詳しく知ることができます。

MESSAGE
基本的な野生動物観察方法をマスターしたら、自然豊かな青森のフィールドに飛び出して野生動物の観察をしてみましょう。