北里大学 獣医学部 生物環境科学科

北里大学獣医学部

  • トップ
  • 学部案内
  • 学科・大学院案内
  • 入試ガイド
  • 就職・進学情報
  • 授業情報
  • キャンパスライフ
  • 附属施設

学生が設計した水辺ビオトープ(生物環境)

トップ 学科・大学院案内 生物環境科学科 新着情報学生が設計した水辺ビオトープ(生物環境)

このページは、JavaScriptを使用しています。
お使いのブラウザで JavaScript機能を無効にされている場合、正しく表示されません。
ご利用になる際にはブラウザ設定で JavaScript を有効にしてください。

学生が設計した水辺ビオトープ

  北里大学獣医学部がある十和田市は三本木原台地にありますが,その地表面は十和田湖(カルデラ湖)ができた時の火砕流や火山灰の噴出物で覆われているために保水性が悪くて植物が生育できず,江戸時代には数回にわたって飢饉にみまわれました。そんな状況を改善しようと南部藩士新渡戸傳は安政2年(1855年)に,三本木原台地の横を流れる「奥入瀬川」を上流に遡り,台地より高い地点で堰を切って台地に水を流す人工河川の開削に着手しました。やがて完成した人工河川は「稲生川」と命名され,傳の意志を継いだ息子の十次郎は稲生川を中心とした碁盤の目状の都市計画を作成し,十和田市の礎を築きました。その後,この稲生川の水田開墾は国営事業として引き継がれ,現在の県南地方を代表する広大な穀倉地帯が誕生しました。
  この「稲生川」は国営事業によって改修が進み,やがて一部に遊休地が生じるようになり再整備が始まりました。その中の対象地の一つである「一本木沢ため池」は,北里大学生のそれまでの調査から貴重な生物の生息が確認されていたため,ビオトープ(野生生物の生息空間)として整備されることとなりました。このビオトープとしての整備に当たり,生物環境科学科の緑地保全学研究室の専攻生が生物生息調査を行い,生息している生物からそれぞれ,ホタル,リス,水鳥,トンボの4つのゾーンと親水域とする基本設計を作成しました。そして,その生物が生息できる環境を整えるための植物導入を計画し,導入する種組成や本数密度,および場所等の詳細な検討を行いました。また平成11年(1999年)に地域住民,特に学校関係者を中心として「一本木沢ビオトープ協議会」が組織され,導入された植物の維持管理及び自然観察会などが実施されるようになりました。一本木沢ビオトープは平成16年(2004年)に完成し,その後は地域住民,特に子供たちのためにホタルやトンボの自然観察会,外来魚やアメリカザリガニの駆除などが継続的に行われています。また,緑地保全学研究室の専攻生は,ビオトープの基本構想を構築した先輩方の意志を受け継ぎ,卒業論文や修士論文の研究の場として現在も調査を行っています。

  • オニヤンマを捕まえろ
  • ホタル水路でザリガニ釣り
  • 池に入って外来魚駆除

こちらの画像をクリックすると大きな画像が表示されます。