北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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薬用作物を栽培しています(生物環境)

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植物生態学系研究室(里山環境学)

   私たちの研究室では,2014年から薬用作物の栽培に取り組んでいます。薬用作物は,生薬の基となる植物(これを基原植物といいます)の内,栽培されているものです。幾つかの生薬を調合して漢方薬が調製されます。最近では,漢方治療の科学的根拠の解明を背景に,医療現場において漢方薬の需要が高まっています。しかし、生薬は現在国内において1割しか生産されておらず,8割が中国から輸入されています。ところが,中国では植物資源の保護の動きや需要増加により価格上昇が起こっていますので,国内における増産が求められています。
   薬用作物の中には,植え付けから数年かけてようやく収穫できるものがあります。写真1のホソバオケラもその1つで,植付けから3年〜5年後に収穫します。十和田キャンパスの農場では2017年10月に植付けをしましたので,丁度今年収穫することができました。地下茎がソウジュツという生薬になりますので,大きく育つための研究に取り組んでいます。

   写真1の左に写っている植物はセンキュウで,これも地下茎が生薬になります。この他に十和田農場では,ウイキョウやチョウセンゴミシを栽培しています。ウイキョウは多年生草本で,高さが5月には20cm程度です(写真2)が,果実を収穫する8月になると200cmを超えるほどになります(写真3)。
  生薬は薬の原料となるため,そのもととなる薬用作物の栽培には使える農薬がありません。このため,卒業論文に取り組む学生さん達と雑草取りに励んでいます。漢方薬を服用するわけではありませんが,土に触れて汗を流すことができますので,健康にとても良い研究です。皆さんも一緒に取り組んでみませんか?
  現在十和田キャンパスで栽培しているこれらの薬用作物は苗や種子を,相模原キャンパスにある薬用植物園から分けていただいたものです。薬用植物園には,十和田キャンパスで栽培しているもの以外に様々な薬用植物が栽培されています。北里大学に入学したら,薬用植物園を訪ねてみてください。


  • 写真1:収穫したホソバオケラ:地下茎が生薬となります(2020年9月24日撮影)
  • 写真2:ウイキョウ(手前)やチョウセンゴミシ(奥)(2020年5月8日撮影)
  • 写真3:収穫し始める頃のウイキョウ(2020年8月28日撮影)

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