北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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里地里山の水域生態系保全をめざして(生物環境)

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里地里山の水域生態系保全をめざして

水圏環境学研究室
4年 井上千南・今泉勇介

   「谷津(やつ)」は,谷の地方名であり,里地里山景観の主要な地形です.かつて,ここでは,水田(谷津田)が多数存在しており,谷津田の周りにある谷津水路は水生生物の好適な生息域となっていました.つまり,泥さらいや草刈など農業に関わる水路などの維持管理を行うことで,生物の多様性が高く保たれていたのです.しかし,近年の農業従事者の高齢化とともに,谷津田が耕作放棄され,これに伴い,水路の管理も放棄されるようになりました.
  私たちは,「管理放棄された水域が水生生物の環境としてどのように変化するのか」を把握することをめざし,大学からほど近い七戸町にある,来年管理放棄される予定の農業用土水路において,環境条件調査と魚類採捕調査を継続的に行っています.今年は,灌漑期間(5月〜9月)の土水路における魚類の生息分布と土水路の環境について調べました.
  魚類採捕調査では,土水路からアブラハヤ,スナヤツメ北方種,ドジョウの3科3種が採捕されました.トラップ調査では更にヒガシシマドジョウとモツゴが採捕されました.今後は得られた調査データをもとに,維持管理の影響及び灌漑期の魚類の生息分布の実態の現状を把握し,管理放棄後の土水路がどのように変化するかを継続的に調査していく予定です.フィールド調査は大変ですが,とても楽しいです.特にフィールドに出て調査したい人,生物が好きな人に向いている研究だと思います.

  • (1)河川での魚類採捕調査。
  • (2)捕まえた魚の体長を計測します。
  • (3)スナヤツメ北方種

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