北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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青森県の両生類の越冬環境と越冬生態にせまる!(生物環境)

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青森県の両生類の越冬環境と越冬生態にせまる!

水圏環境学研究室
加藤夢菜・橋本弥和

  カエルは,生態系の鍵を握るキーストーン種であるとともに,わが国では、鳴き声を楽しんだり、一緒に遊んだり、松尾芭蕉の有名な俳句の季語として使われたりと親しまれています。また、サンショウウオ類も地域によっては食用されたりしています。現在、日本に生息する両生類の7割以上が固有種であると言われています。
  わが国の文化的にも、里地里山での生態系の一員としてもとても重要な両生類ですが、実は、その多くが絶滅の危機に瀕しています。その原因のひとつとして、水田の減少や湿地、森林の開発による生息地の減少があげられます。これらの生きものを保全するためには、その生きものがどのような生活を送っているかを地域ごとに知る必要があります。しかし,調査が大変なこともあり,東北地方のような積雪地域での両生類の越冬に関しての知見は限られています.そこで私たちは、両生類の越冬場の環境を把握し、両生類の保全に結び付けることをめざし,意を決して青森県内での両生類の越冬について研究を行っています。
  研究では、田んぼの近くにある林地で土を掘り、土中で越冬している両生類を採捕したり,落葉堆積深さや土中の温度、土壌硬度、土壌水分、斜面の傾斜、土壌pHなど、越冬環境を調べました。今年度行った調査では、ニホンアマガエル、シュレーゲルアオガエル、トウホクサンショウウオが採捕されました。今後は生息環境について考察を深めていく予定です。
  越冬中に起こされた両生類たちは、迷惑そうな顔をしていましたが、捕獲した後は、もとに戻しました。ごめんね、カエルさんたち。

  • (1)みんなで協力してフィールド調査。
  • (2)ニホンアマガエル
  • (3)トウホクサンショウウオ
  • (4)越冬中のシュレーゲルアオガエル

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