北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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2018年度インターンシップ報告(1)(生物環境)

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2018年度インターンシップ報告(1)
東海農政局木曽川水系土地改良調査管理事務所(国家公務員)

生物環境科学科 
清 俊介

  私は、9月3日から14日にかけて、東海農政局木曽川水系土地改良調査管理事務所でインターンシップを行いました。そこでは、現在の農業農村整備の現状や事業の概要を現場へ行き学びました。榎前町での生き物調査、濃尾用水地区での犬山頭首工注1の見学が特に印象に残っています。
  安城市榎前町での生き物調査では、水路に入りタモで探ったり、カゴ網を設置したりするなどして、どのような生き物が生息しているかを調査するとともに、水質や流速等を測定しました。水田、水路にはドジョウやウキゴリ類などが生息していました。水質や流速も生き物の生息には支障をきたさないものでした。このように魚類が見られるのは水路に魚道が設置されていたからで、生き物の生息環境への配慮がしっかりとされていることが印象に残りました。
  犬山頭首工は国営事業で建設されたものです。管理は通常、県や土地改良区がしますが、ここは国で行っています。理由は施設が岐阜県と愛知県の両方にまたがっているということ、管理にあたり上流、下流の治水や上下水等の関係他機関との調整が不可欠で、それに伴う技術的な配慮が必要なためです。見学に行った日の前日には台風が来ていたので、木曽川の流量が多く、魚道などが見られない、流れの速い濁流となっていました。犬山頭首工の操作は、操作室でパソコンによって行われます。操作が容易である、老朽化や故障などがあったときは取り換えるだけであるという利点があります。また、犬山頭首工はアーチを描くように建設されています。アーチにする理由は建設物の耐久性を上げることが一つですが、大きな理由は洪水時の激しい河川の流れを中心の方へ集めることにより左岸に存在する中州の前の河底の洗堀を防ぐことです。木曽川という大きな河川にある頭首工の、施設の機能低下を防ぐための工夫です。
  インターンシップを通して、施設の老朽化が一番の問題であることを知りました。この問題に対し維持、整備、改修の費用、耐震対策、様々なことを考慮し事業にあたっていかなければいけません。ベストな解決方法を見つけることが今後の課題であると考えさせられました。最後に、お忙しい中、インターンシップのご面倒を見て頂きました東海農政局木曽川水系土地改良調査管理事務所の方々に深くお礼申し上げます。

注1 頭首工:河川から用水路に水を引くための施設


  • 設置された魚道
  • 犬山頭首工(愛知県側)
  • 流速観測の様子
  • ウキゴリ類

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