北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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2018年度インターンシップ報告(4)(生物環境)

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2018年度インターンシップ報告(4)  よこはま動物園ズーラシア

生物環境科学科 
久保いなほ

  私は、8月20日から8月31日の2週間、神奈川県横浜市立よこはま動物園ズーラシアのインターンシップ(飼育実習)に参加させていただきました。
  動物が好きで、動物に関われる仕事に憧れていました。今いる学科で学んでいることと動物園の飼育実習はあまり関係がないと思っていましたが、学科で学ぶうちに、学問は繋がっているということを知ったことと、飼育員になりたかったという昔の思いを実現するために参加しました。
  私が担当させてもらったエリアは亜寒帯・オセアニアエリアでした。暖かい地域に住む動物と寒い地域に住む動物ではまず、施設の温度管理が全く真逆でした。オセアニアエリアにはカンガルー、キノボリカンガルー、テングザル、チベットモンキーなどが展示されており、夏場だったので扇風機があるだけでしたが、亜寒帯エリアにはレッサーパンダ、アムールヒョウ、ゴールデンターキン、ホッキョクグマなどが展示されており、エアコンや扇風機を使い涼しい温度を保っていました。また、エサも個体別に量や種類を変えており、お腹の具合が悪いときは腸内微生物の力を借りられるような粉や木の葉を与えたり、野生の時と同じような格好でエサが食べられるように、配置場所を工夫したり、お肉の温度をぬるま湯で少し温めたりなどの工夫がたくさん見られ、とても興味深かったです。これらができるためには、その動物への知識だけではなく、植物、体内組織のしくみなどいろんな知識が必要なのだと感じました。また知識だけではなく、日々の観察力、効率的な仕事への配慮、丁寧さ、動物に対する敬意も大切だと実習をさせていただく中で感じました。また、実習の中で「トレーニング」というものを何回か目にすることもありました。トレーニングとは私たち人間が作業(治療など)しやすいようにするものだと考えていましたが、実際は動物たちに「これをしたらエサがもらえる」ということを定着させ、人に触れられることに慣れてもらい、ストレスなく治療や作業をさせてもらえるようにする練習であるのだと教えてもらいました。多くの人間に見られる、何か分からない器具で自分の体を触られるのは「恐怖」でしかなく、その恐怖から生じるストレス、食事をしなくなるや体調不良などを起こさせないために行うのが「トレーニング」であると。
  この2週間にわたる飼育実習で、学科で学んだこと+α、動物園に訪れるだけでは分からない動物のこと、飼育員のお仕事と動物と人間の関係について少しだけ知ることができ、とても勉強になりました。どんな仕事場でも自分が今まで学んできたことに無駄はなく、それをどう活かすのかが大事なのだと知り、動物に対してもですが、自分の持っているものさし(感覚)で物事を測るのではなく、様々な角度、尺度、感度から物事を見る必要があるということを教えていただきました。なので、まずは自分が興味あることを経験してみることが大切だと思います。そこからの出会いや学びは決して無駄ではなく、これからの自分へのプラスになると思うからです。
  最後に、神奈川県横浜市立よこはま動物園ズーラシアの皆様、大変お世話になりました。そして、ありがとうございました。


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