北里大学 獣医学部 生物環境科学科

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2020年度 卒業論文研究を終えて(2)(植物生態学系)(生物環境)

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卒業論文の提出を終えた4年生に、卒業論文研究について感想をお聞きしました。

― 配属研究室と名前をお聞かせください。 植物生態学系研究室の野村晃希です。 ― 研究テーマについて教えてください。 私は、「十和田市における薬用作物の栽培技術の確立‐チョウセンゴミシに対する人工授粉の効果‐」という研究テーマで卒業論文研究を行いました。チョウセンゴミシはつる性の木本植物で生薬の基となる薬用作物です。生薬名は、五つの味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味)がすることから五味子(ゴミシ)と名付けられています。現在はその全てが中国から輸入されています(生薬全体では日本で使用される77%が中国から輸入されています)。近年、輸入元である中国では植物資源の保護や植物採取の制限によって生薬の需要増加による価格の上昇が起きており、日本国内における生産の必要性が高まっています。そこで私は、チョウセンゴミシの収量を増加させることを目的とし、人工授粉の効果を検証しました。 ― 卒論発表会の感想をお聞かせください。 卒業発表を行うにあたり、複雑な実験方法をわかりやすく相手に伝えるには、どのようなスライドを用いて説明を行えばよいのかとても苦労しました。しかし、先生方にアドバイスを頂きながら自分なりに考えることで、発表会当日は聞き手の方々に対してわかりやすい発表を行うことができたのではないかと思っています。 ― 研究で一番楽しかった、または、嬉しかったことはなんですか? 果実が実った後の収穫が一番楽しかったです。収量も人工授粉を行った処理区は人工授粉を行っていない処理区に比べて2倍以上という結果でしたので、日々の圃場の管理や実験の苦労も報われました。 ― 研究で一番苦しかった、または、苦労したことはなんですか? 人工授粉を行うにあたり、選定したつるに開花した雄花および雌花の数や位置を把握する必要がありました。それに加えて開花中の約2週間の間は、人工授粉の処理を行う必要があるため、土日を問わず雨の日以外は毎日圃場に通いました。この間、ほとんど休みがない程忙しかったことを覚えています。 ― 卒論研究の感想をお聞かせください。 卒論研究は、忙しく大変な作業がたくさんありましたが、果実の収穫のように報われることもあり、とても有意義でした。また、圃場の管理や人工授粉などの処理は作業量が多いため、同じ班の仲間の協力が無ければ卒論研究を成し遂げることができなかったと感じており、同じ班の仲間にはとても感謝しています。そして、卒論研究の全行程においてご指導をいただき、ときに作業を手伝っていただいた先生方にも、とても感謝しています。ありがとうございました。 ― ありがとうございました。

  • センキュウ植付けのための畝立て
  • チョウセンゴミシの果実(つるになっているもの)
  • 乾燥中の果実

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