北里大学 獣医学部 獣医学科 研究室

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獣医学科 研究室紹介

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獣医学科は、3系20研究室と附属動物病院で構成されています。
学生は4年次後期からいずれかの研究室に所属し、専門的な学問の修得、研究を行います。

生体機構系 獣医解剖学研究室獣医生理学研究室
獣医生化学研究室獣医薬理学研究室
毒性学研究室獣医病理学研究室
実験動物学研究室
予防衛生系 獣医微生物学研究室人獣共通感染症学研究室
獣医伝染病学研究室獣医衛生学研究室
獣医公衆衛生学研究室獣医寄生虫学研究室
臨床系 獣医臨床繁殖学研究室大動物臨床学研究室
小動物第1内科学研究室小動物第2内科学研究室
小動物第1外科学研究室小動物第2外科学研究室
獣医放射線学研究室

獣医解剖学研究室〈生体機構系〉

谷口 和美准教授、吉岡 一機准教授、杉山 真言助教

動物体の基本構造に習熟する。

研究テーマについて
解剖学は、医学・獣医学などの生命体を研究する学問の基礎です。解剖学研究室では、動物体を構成する各種の器官、組織細胞の形態と機能の関係を研究しています。また、器官や組織が疾病等によりダメージを受けた際に見られる再生能についても研究しています。

獣医生理学研究室〈生体機構系〉

久留主 志朗教授、寺島 涼太助教

細胞機能を解明し、生殖の人為調節やガン研究へ。

研究テーマについて
生き物が生きていく仕組みを研究しています。特に、ホルモンなどの化学物質が、血液やリンパ液を介して細胞間で情報のやりとりをする仕組みに注目しています。細胞内外で情報を担う分子のいくつかを取り上げて、その機能を詳しく調べています。今までにGnRHの作用に不可欠と思われる細胞内蛋白質の働きを発見しました。

獣医生化学研究室〈生体機構系〉

折野 宏一教授、吉川 泰永講師

キーワードは鉄。病気との関連性を追求。

研究テーマについて
鉄はヘモグロビンなどの酸素結合タンパク質あるいは各種酸化還元酵素の構成要素として必須のものです。一方で、活性酸素の生成を触媒し、酸化ストレスを引き起こすことが知られています。いわば、鉄は諸刃の剣なのです。私たちの研究室では鉄のもつ悪い面に着目し、酸化ストレスと鉄との関連性を追求しています。

獣医薬理学研究室〈生体機構系〉

山脇 英之教授、岡田 宗善准教授

ヒトも動物も成果に期待。心臓病に効く薬を探せ。

研究テーマについて
ヒトの死亡原因の代表格であり、動物でもしばしば見られる循環器疾患と薬の作用について実験動物を使って研究しています。現在、研究室では丸ごとの動物を使った心電図記録、心臓の組織を使った電気生理学的実験、心房組織を使った機能実験、培養細胞を使った実験、そして分子生物学的実験が行われています。

毒性学研究室〈生体機構系〉

中村 和市教授、鎌田 亮准教授

抗癌剤の副作用の研究。

研究テーマについて
アントラキノン系抗癌剤は、ヒトや小動物に重度の心不全を引き起こすことが治療上の大きな問題になっています。このような医薬品を含めた化学物質が心臓などの各組織に及ぼす影響を解析しています。また、血管収縮、細胞増殖などの生理活性作用を示すペプチドエンドセリンの生理的および病理的役割を研究しています。

獣医病理学研究室〈生体機構系〉

小山田 敏文教授、朴 天鎬准教授、安藤 亮講師

病気を調べて知り、動物の生命を助ける。

研究テーマについて
病気は体の中の臓器や細胞の顕微鏡検査(病理検査)によって明らかにされます。病理学研究室は、動物に発生する様々な病気について、どんな病気かを特定し、どのようにして発生したのかを調べています。例えば、イヌの皮膚にできた腫瘤が腫瘍なのか、それとも細菌感染による化膿なのかを顕微鏡検査によって調べます。

実験動物学研究室〈生体機構系〉

佐々木 宣哉教授、橋本 統准教授、佐々木 隼人助教

病気を分子レベルで明らかにし治療・予防法を開発する。

研究テーマについて
本研究室は、ヒトや伴侶動物の死因の上位を占める難治性疾患 (腎臓病、がん、糖尿病、メタボリックシンドローム等) の予防・治療を目的とした医学・創薬研究を進めております。また、人獣共通感染症、公衆衛生学分野の研究も行っております。上記の研究テーマのように動物の医学応用を目的とした実験動物学に加え、実験動物の健康ならびに福祉の推進、すなわち3Rを目的とした実験動物医学も研究対象にしております。国際的な資格である実験動物医学専門医取得のための研修も行っております。

獣医微生物学研究室〈予防衛生系〉

佐藤 久聡教授、田邊 太志准教授、山本 聡美助教

感染症の予防と治療に関わる基礎的研究。

研究テーマについて

(1) イヌ・ネコの難治性感染症の治療対策として用いられるサイトカイン、特に、インターフェロンの活性の解析とその臨床応用に関する研究。
(2) ヒトや動物に皮膚感染症を引き起こすブドウ球菌が産成する病原性因子である表皮剥脱毒素の構造と機能を解析する研究。

人獣共通感染症学研究室〈予防衛生系〉

胡 東良教授、岡村 雅史准教授、小野 久弥講師

食中毒を含めた人獣共通感染症から人間を守るために。

研究テーマについて
サルモネラ症、カンピロバクター症、新型インフルエンザなど、20世紀後半から世界的に増加あるいは再出現した感染症の多くは、動物性食品あるいは動物そのものから人間社会へ持ち込まれます。これらヒトと動物との間で行き来する病原体による被害を未然に防ぐため、動物における人獣共通感染症対策について研究しています。

獣医伝染病学研究室〈予防衛生系〉

宝達 勉教授、高野 友美准教授、土岐 朋義助教

世界中の猫の長命化のためにワクチン開発。

研究テーマについて
ウイルスが原因となる猫の伝染病のうち、「猫伝染性腹膜炎ウイルス感染症」と「猫免疫不全ウイルス感染症」は最大の難病です。病気の判定はできても治療法がありません。この両感染症の基礎的研究とワクチン開発を行っています。猫エイズワクチンが解明できれば、HIVワクチンの有効な動物モデルにもなります。

獣医衛生学研究室〈予防衛生系〉

高井 伸二教授、角田 勤准教授

馬の感染症がヒトにも発生。タイの大学と共同研究。

研究テーマについて
家畜の健康を脅かす細菌感染症について、その発病メカニズムを明らかにすることで、ワクチンを含めた予防衛生を研究しています。特に馬と牛を中心としていますが、家畜の健康を守ることは、ヒトの健康にも繋がるという考えに基づいて研究しています。

獣医公衆衛生学研究室〈予防衛生系〉

上野 俊治教授、柏本 孝茂准教授

食の安全・安心や環境汚染問題に直結。

研究テーマについて
我々の生活環境には、ヒトや動物の健康を害する様々な要因があります。本研究室では、化学物質から病原微生物までの幅広い健康障害因子を研究対象とし、それらの環境汚染物質あるいは食品汚染物質としてのリスクの評価や、ヒトへの健康障害機序に関する研究を行っています。

獣医寄生虫学研究室〈予防衛生系〉

工藤 上教授、筏井 宏実准教授

野生動物の保護管理にも役立つ、寄生虫病の研究。

研究テーマについて
寄生虫は、伴侶動物(ペット)や家畜などに様々な病害を引き起こし、死に至らしめることもあります。中には、動物からヒトへ伝播する種類もあります。本研究室では、伴侶動物や家畜動物、野生動物を対象とした、寄生虫の生態や宿主におよぼす影響を研究しています。

獣医臨床繁殖学研究室〈臨床系〉

坂口 実教授、菊池 元宏准教授、三浦 弘講師

食料問題と密接に関連する牛・豚の繁殖率向上の研究。

研究テーマについて
主に大動物の不妊症に関する研究をしています。卵巣や精巣、他の生殖器の病気を対象とするだけでなく、繁殖技術に関する研究も行っています。牛の場合、人工授精技術、胚移植技術は古くから実用化されており、レベルも高くヒトの不妊治療にも応用されています。

大動物臨床学研究室〈臨床系〉

渡辺 大作教授、橋 史昭准教授、前田 洋佑助教、鹿野 達也助教

大動物の内科・外科疾患の科学的解明と治療・予防につながる研究。

研究テーマについて
本研究室は2013年4月から大動物外科学研究室と大動物内科学学研究室が合併してできました。旧大動物内科学研究室では牛・馬の疾患と免疫の関連性を研究しており、子牛の感染症と免疫、ワクチン接種時期と免疫効果、繁殖と免疫の関連性、免疫活性物の臨床応用などを研究しています。旧大動物外科学研究室では、産業動物の外科疾患の治療法の開発と普及を行っています。特に、再生医療に関する研究として多血小板血漿の基礎的・応用的研究、黒毛和種牛の遺伝性疾患なかでも虚弱子牛症候群の解明、尿石症、肝疾患およびビタミンA欠乏症の研究に力を入れています。

小動物第1内科学研究室〈臨床系〉

伊藤 直之教授、木村 祐哉講師、亀島 聡助教

小動物医療のミクロからマクロまで。

研究テーマについて
動物が細菌や寄生虫などの病原体にどれだけ感染しているのかといった疫学調査を、分子生物学的な手法や質問紙などの社会学的な手法を通じて行うことで、病態の把握だけでなく、検査や治療の必要性を喚起しています。また、専門診療を行っている皮膚病や心臓病については、疾患や治療の影響でどのような変化が生じているのか探索し、新たな治療法の評価も実施しています。

小動物第2内科学研究室〈臨床系〉

金井 一享教授、田島 一樹助教

有効な診断法と治療法の開発につながる研究。

研究テーマについて
眼炎症、特にぶどう膜炎に関与する転写因子の細胞内シグナル伝達の調節機構を明らかにし、これらの研究からえられた知識を、新たな薬剤送達システム(DDC)を用いた分子標的治療に生かすことを目標にしています。そのため研究には蛋白質解析、分子生物学的解析ならびに病理組織学的検索などによる様々な解析法を用いています。また、猫の早期腎疾患の診断マーカーの検索をしています。さらに、腫瘍細胞が生体に及ぼす影響と生命予後(生存期間)の関係を探求しています。腫瘍と生体の相互関係の解明が今後の新しい治療法の開発にとって重要なテーマであると考えています。

小動物第1外科学研究室〈臨床系〉

左近允 巌教授、石野 寛和助教

安全・有効な麻酔で痛みの少ない治療を。

研究テーマについて
各種の動物に対して、安全でかつ有効な鎮静・麻酔法についての研究、および痛みの少ない外科治療を目的とした周術期鎮痛法に関する研究を行っています。また、骨折治療を目的とした創外固定の臨床応用や骨移植に関する研究も行っています。

小動物第2外科学研究室〈臨床系〉

岡野 昇三教授、岩井 聡美講師、前田 賢一助教

ヒトの医学との共同研究で最先端の医療を目指す。

研究テーマについて
小動物に多く見られる腫瘍疾患(癌)に対する免疫療法を確立し、さらに有効性の高い療法を目指しています。また、小動物の眼科疾患に対する最適な治療法の確立と超音波診断装置を用いて内部臓器の疾患を正確に捉えるための検討と効果的な治療法の開発に力を注いでいます。

獣医放射線学研究室〈臨床系〉

夏堀 雅宏教授、和田 成一准教授、柿崎 竹彦講師

放射線による診断・治療法の開発。

研究テーマについて
放射線に関わる研究を幅広く行っています。例えば、環境中に存在する放射能や、核医学検査や放射線治療の際に受ける被曝線量について高度な計算を行いシミュレーションを行っています。また、腫瘍の動物に対する新しい治療法の開発を目指して、高精度放射線治療や腫瘍の新しい診断法に関する研究を行っています。