北里大学 獣医学部 獣医学科

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獣医学科 学ぶこと

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獣医寄生虫病学 I・II、同実習   

獣医寄生虫病学 I・II、同実習
獣医寄生虫病学 I・II、同実習

人や動物に多種多様な影響を与える寄生虫を知る

寄生虫というと何をイメージしますか? 現代でも、世界各地に生息している様々な動物には、それぞれの動物種に特有な寄生虫がたくさん見られます。最近では、動物に由来する人の寄生虫病や海外から持ち込まれる寄生虫病の増加が大きな問題となっています。多種多様な寄生虫のことを広く学んで知識を深めることは、寄生虫の動物や人への感染防止および寄生虫病の予防につながります。それだけではなく、獣医学的にも公衆衛生学的にもきわめて大きな意義をもっています。
授業では、総論としてまず獣医寄生虫学に関する基礎的な事項について学びます。その後に、獣医学の領域で対象とする伴侶動物や産業動物、野生動物などに寄生する様々な寄生虫の中から重要なものを取り上げて各論的な事柄を学びます。
各論は、原虫類、吸虫類、条虫類、線虫類、ダニ類、昆虫類の順に進みます。各寄生虫群の中から特に重要なものを系統分類学的に取り上げ、おのおのの病原体としての要点について講義します。また、実習では、虫体や虫卵などを肉眼および顕微鏡やスライドによって観察します。
人を含めた様々な動物の病原体となる寄生虫について学んだことは、将来動物に関わる獣医師の職業分野で大いに役立つものだと思います。

MESSAGE
十和田キャンパスは、人と動物との「相互関係」や生存していくうえで大切な「生活環境」の価値や意味を実感しながら学べる絶好の環境です。多様な動物との出会いや触れ合い、豊かな自然環境を享受して下さい。

獣医病理学・同実習

小山田 敏文 教授

獣医病理学・同実習
獣医病理学・同実習

病気を防ぎ、治療するためには
まず病気を知るべし

風邪をひくとどうして鼻水が出るの? ニキビはどうして赤くて腫れているの? 病理学を学ぶとこのような疑問が解けるようになります。たとえば、狂犬病は発展途上国では家畜やヒトにも発生する恐ろしい病気ですが、狂犬病に罹った動物にはどんな症状が出て、体の中はどうなっているのか?ウィルスはどこに潜んでいるのか? というように病気を知るのが病理学です。
病理学のテーマは、病気を知ること、つまり病気の原因から発症、治癒に至る一連のプロセスを理解することです。病的な状態の細胞や組織の基本的な変化(病理学総論)を理解し、次に動物に発生する様々な病気の本態を理解することができるようにするというのが目標です。
講義では、細胞・組織の基本的病理現象から各種疾病の臓器病理までを系統的に論じていきます。また、講義と併行して実習を行います。実習では、多くの肉眼像や組織像の写真を供覧して解説していきます。学生は疾病標本を実際に顕微鏡観察してより理解を深めることができるでしょう。
こうした講義や実習をとおして、病気の全体像、つまり原因から発病のプロセス、予後までの病態を理解できるようになります。そしてこれによって得られた知識は、動物に発生する他の疾病を理解することにも応用できるのです。

MESSAGE
社会に貢献できる獣医師を養成することを目標としています。充実した学問環境の中で、大いに勉学に励みつつ、かつ青春を謳歌し、Sophia kai Ergon(叡智と実践)の精神を養っていただきたいものです。

大動物臨床学

大塚 浩通 講師

大動物内科学
大動物内科学

臨床家としての
大動物臨床獣医師の基本を学ぶ

大動物の臨床では、MRI、CT撮影などの高度診療方法は応用できません。また、産乳したり食肉となる動物に対して多くの薬剤を使用して治療したりすることも望ましくありません。いわば、大動物臨床は人の医療における災害救助医療に似た側面をもっているのです。
ですから、大動物臨床獣医師に求められる最も重要な診療は、体温計と聴診器をもって病態を的確に診断し、その診断に基づいた治療内容を選択して、最大の治療効果を得ることです。検査成績を基に診療するよりも遙かに難しいと言えます。また、病気が発生しやすい牧場の問題点を解読して、農家に動物の管理を指導することも大事な仕事です。
大動物獣医師は、様々な検査ができないからこそ、臨床家としての真の技術が問われます。大動物内科学は、臨床獣医師にとって最も大事な基本を学ぶ教科です。
臨床例を考察し、各種検査値の臨床的意義付け、病態との関連などを写真やイラストを多く取り入れたスライドで説明しています。また、採血や注射などの基本的な獣医診療に必要な技術から、血液検査や超音波画像診断、内視鏡診断などを用いた診断学、臨床試験や検査所見を基にした治療方法の選択まで、臨床に直結した実習を行っています。

MESSAGE
アメリカ産牛肉の安全性に疑問を感じる消費者が増えています。我々畜産の最前線で働く獣医師にとっては安心・安全な国内産の畜産物を消費者に届けることが最も重要です。

麻酔学・救急医療学実習

岡野 昇三 教授

麻酔学・救急医療学実習

動物の生死を分ける
救急医療の知識と技術を身につける

テレビドラマやドキュメンタリーの映像で見られるような救急医療が、動物病院の現場でも日夜繰り広げられています。交通事故によって骨折や内臓破裂をした動物。この動物の生死を分けるのが、獣医師の的確な判断と迅速な対応です。そのために、獣医師には幅広い知識と経験が求められます。また、治療に際して、動物の苦痛を軽減するには鎮痛薬や麻酔薬の投与、手術に際しての安全な麻酔管理が必要になります。
麻酔学・救急医療学実習は、解剖学、生理学、薬理学などの基礎獣医学で習得した知識をもとに、麻酔管理に必要なメカニズムを理解するとともに、麻酔や外科手術の管理および救急治療に必要な知識と手技を習得することを主眼としています。
教科書のみでは十分に理解することが難しいために、オリジナルのスライドやビデオを活用しています。さらに、市販の麻酔シミュレーションソフトや動物用の心肺蘇生練習マネキンなども用いて、少人数のグループで実習を行っています。
局所麻酔、注射麻酔および吸入麻酔の方法、疼痛管理、術前術後の管理方法、術中のモニターの使用方法などはデモンストレーションを含めて行います。また、気道確保や心臓マッサージなどの基本的な手法を始めとして薬剤投与法、集中治療法などを学び、1分1秒を争う救急医療の現場において、迅速かつ的確な対応ができるようになることを目標としています。

MESSAGE
北里大学は基礎獣医学および応用獣医学が充実しており、根拠に基づく獣医医療が実践しやすい環境にあります。また、他学科や医学分野とも連携した広い視野からの教育が受けられます。