北里大学 獣医学部 獣医学科

北里大学獣医学部

  • トップ
  • 学部案内
  • 学科・大学院案内
  • 入試ガイド
  • 就職・進学情報
  • 授業情報
  • キャンパスライフ
  • 附属施設

第398回 獣医学科セミナー<新任教員紹介>

トップ 学科・大学院案内 獣医学科 新着情報第398回 獣医学科セミナー<新任教員紹介>

  第398回獣医学科セミナーを以下のように開催いたします。教職員および学生のご参加をお待ち申し上げます。

タイトル Busulfan投与によるラット新生子の病理変化
演    者 安藤 亮 先生(獣医病理学研究室 講師)
セミナー内容
(要約)
  Busulfanはアルキル化作用を有する抗がん剤で、慢性骨髄性白血病治療薬や造血幹細胞移植の前治療薬として用いられている。その副作用としては、骨髄抑制、肺線維症、白内障、神経症状、妊娠動物への投与による胎子や新生子の小頭症、小眼症、短指症などの発生異常などが報告されている。妊娠母動物を用いた先行研究では、終脳を主体として胎子の各組織を構成する細胞にアポトーシスがみられ、器官形成期の過剰な細胞死による正常な組織形成および器官の阻害が、胎児の発生異常の原因として推察された。一方、ラットやマウスの小脳は出生後、離乳期に至るまで発達過程にあり、DNA障害物質などの外来刺激に高い感受性を示すと考えられる。外来性刺激による新生子の小脳病変に関する報告は少なく、全身組織への影響も含め、その発現機序の解明は重要な研究課題の一つである。
  本研究は、Busulfan投与によるラット新生子の全身組織への影響及び発達過程にある中枢神経系への影響を検索したもので、本発表では特に小脳にみられた病理変化を中心に紹介する。