北里大学 獣医学部 獣医学科

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第445回獣医学科セミナー<Faculty seminar>

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  第445回獣医学科セミナーを以下のように開催いたします。教職員および学生のご参加をお待ち申し上げます。

タイトル 研究の回顧と展望-獣医衛生学研究室での41年-
演    者 井 伸二 先生(獣医衛生学研究室)
セミナー内容
(要約)
  1980年4月1日に、当時の学校法人北里学園・北里大学獣医畜産学部・獣医学科・家畜衛生学研究室の助手として採用されて以来、41年間が経過しようとしている。同じ職場で41年間とはなっているが、実際は、1980年4月1日から当時は千葉県柏市にあった北里研究所・柏支所に1年間の出向となり、ワクチン製造現場を体験し、ここでは鶏のEDS-76ウイルスの研究を行った。1981年から5年間で子馬のロドコッカス・エクイの疫学と血清診断法の研究で学位取得後、1986年10月からは米国・テネシー州にあるセンドジュード小児研究病院のウイルス研究部への1年6ヶ月の留学が許され、センダイウイルスの分子生物学に触れた。1988年4月に十和田キャンパスに復帰し、米国留学での体験を生かしながら子馬のロドコッカス・エクイの研究を再び開始した。丁度、バブル経済の時期と重なり、JRAの売り上げの上昇からサラブレッド生産地では競走馬の生産が拡大し、ロドコッカス・エクイ感染症も増え、地方病として問題となりつつあり、生産地疾病対策事業として本症が取り上げられ、この時期からJRA競走馬総合研究所との共同研究が30年以上続くことになった。更に、ロドコッカス・エクイ感染症の研究集会がカナダ・ゲルフ大学のPrescott教授の主催により1986年から始まり、世界中の研究者との交流も始まった。国内の在来馬調査が発端となり、「在来馬の起源を遡る」と称して科研費・国際学術調査にも採用され3年間でモンゴルと中国東北部と内蒙古の調査も実施した。
  これまでの研究成果により、1995年の日本獣医学会賞、同年の第7回北里柴三郎記念賞、2016年の日本農学賞・読売農学賞を授賞することが出来ましたが、これは偏に、獣衛生学研究室教職員並びに300名を越える大学院・学部専攻生の皆さまと国内外の共同研究者との賜物です。
  本セミナーでは、これまでの研究を回顧し、その時々の幸運や失敗についてもお話したい。