研究

金華山島のドローンによるシカの個体数調査

今回動物生態学系研究室の私たちは、3月末に金華山島のドローンによるシカの個体数調査に参加しました。金華山島は宮城県の牡鹿半島の先端に位置する島で三陸復興国立公園に指定されています。野生のシカとサル,都会では見ることが出来ない自然を見ることが出来ます。


島の西側にある鹿山には多くの鹿が群れを成しており,
立派なツノを生やしたオス鹿を見ることが出来ます。

金華山島では毎年20人以上の調査員が島を歩いてシカの数を直接数えるシカのセンサス(個体数調査)を行っています.しかし震災などの影響により人が歩けない危険な場所が増えていること,調査できる人員を集めることが難しいこと、さらにコストが大きくかかることなどが理由となり,この調査が年々難しくなっています.今回私たちが行ったドローン調査は、より安全でコストが少なく人員が少数ですむドローン調査に移行することを目的として行いました。

地面が不安定な場所が多いため人がドローンをキャッチして着陸させます。


ドローン調査では赤外線カメラを用いて動物を検出するため,地熱の影響を受けにくい夜間に行いました。島のそれぞれのポイントまで移動してドローンを飛ばし,カメラに写ったシカをカウントして個体数を調べます。