去る3月に相模原キャンパスにて開催された2023年北里大学第1回オープンキャンパスにおいて、動物資源科学科では「生命の始まりの神秘を感じ取る」と題した体験学習を1回あたり30分のプログラムを、午前と午後の計8回にわたり行いました。

体験学習の内容については、まず、牛の繁殖技術である人工授精や受精卵移植技術の概要について説明するとともに、精子と卵子との出会い(受精)から受精卵の発生について動画を使いながら解説しました。その後、液体窒素中に保管している牛凍結精液を参加者自ら融解し、融解後に活発に運動している精子の様子を生まれて初めて?観察してもらいました。


続けて、牛子宮の模型を用いて人工授精の模擬体験をしてもらいました。さらに、動物資源科学科で取り組んでいる社会実装を目指した研究についても紹介しました。
今回の体験学習には首都圏を中心とした多くの高校生からの参加があり大変盛況でした。

この「生命の始まりの神秘を感じ取る」と題した体験学習は、2021年、2022年に続き今回で3回目となりますが、嬉しいことにこれまで好評をいただいています。
今後も引き続き、体験学習「生命の始まりの神秘を感じ取る」を通して動物資源科学科の魅力を全国各地の高校生に伝えていきたいと考えています。