2022年4月1日 北里大学獣医学部「ミニブタ研究推進寄附講座」新設

~伴侶動物とヒトの病気を同等に診てその新しい治療に挑む~

 

当講座は、わが国の獣医大学初となる実験用ミニブタの研究をベースとした動物病理を専門とする株式会社セプトサピエによる寄附講座です。講座の設置責任者は獣医学部長上野俊治先生、体制はミニブタの病理評価の世界的ハーモナイゼーションに関与してきた獣医病理学研究室の川口博明教授グループ(写真1)とズービキティ(汎動物学)的概念で伴侶動物の治療にあたる小動物第2外科学研究室の岩井聡美准教授のグループ(写真2)からなります。実験用ミニブタ(写真3)を用いて洗練された実験医学的アプローチで伴侶動物とヒトの病気を同等に診て研究を推進します。そのため、実験医学の世界的権威の小林英司博士を客員教授に迎えております。多くの企業がその活動に期待し、これからを担う学生とともに楽しく研究を推進します。

写真1
写真2
写真3