2023年1月25日(木)〜26日(金)、動物資源科学科の卒業論文発表会を開催しました。
109名の4年生が4年間の集大成を無事に発表しました(合計75演題、内共著31演題)。
発表内容は、当学科の特徴を反映して、動物を健康的に飼育する方法、動物の福祉、環境エンリッチメントと動物行動、アニマルセラピー、人工繁殖技術、細胞工学、動物微生物、ペットフードを含む動物の飼料学および食と健康の関係のように、基礎的研究から人と動物の関係に関する話題まで非常に幅の広いものでした。
当学科では3年後期から研究室配属となり、この1年は自分たちの専門分野以外にはあまり目が行かなかったかもしれません。しかし、これらの内容は学部4年間の講義・実習で一通り学んだことであり、発表会は4年生にとって自分たちの学んだ分野の重要性・研究の進展を再度学び直す良い機会になったと思います。
発表会には3年生98名、2年生9名も参加し、先輩たちの研究成果に聞き入っていました。来年以降に自分たちがここで研究成果を発表する姿を想像していたのだと思います。すべての発表が終了した後には向井学科長から4年生へのねぎらいの言葉があり、その後、4年生の全体写真撮影と研究室ごとの撮影会が発表会の終了を惜しむように長い時間続きました。
4年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。本学での経験を生かして4月以降社会人として社会に貢献してくれることを期待しています。
クラス主任 永野・長竿