獣医学科では獣医学教育システムおよび環境の改善を図ることを目的として、
特に動物医療の診療体制の細分化と専門化の進んでいる米国獣医大学との国際交流を模索し、
パーデュー大学、テネシー大学の2校と学術交流を行っています。
学生と教員がともに米国獣医大学との活発な国際交流活動を展開しています。
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研修参加対象者は獣医学科5年生とします(研修予定者を4年生時に決定します)。
研修希望者(4年生)には10月下旬か11月初旬に大学の掲示もしくはHPで閲覧するように致します。
※試験日程などの詳細は募集要項をご確認し、教務課で「申込み」を行ってください。
1993年、獣医学科における教育研究への効果を期待して国際交流の活性化のために国際交流検討委員会が設立された。その後2年の間に米国5大学を現地訪問する等、交渉を重ね検討を行った。最終的には米国三大学(パーデュー大学、テネシー大学、ジョージア大学)と学術交流協定を締結し、1995年8月に1回目の学生・教員の派遣が行われた。協定には1)獣医学科の学生に米国の臨床教育を体験する機会を設ける(参加学生には単位認定が与えられる)。2)教員を招聘し、学生・教員に講義やセミナーをして頂く。3)北里大学の教員の海外研修の機会を増やす。の主たる目的がある。一方、2019年にはジョージア大学への研修は先方の都合でキャンセルとなったが、他の2大学とは協定を更新し、何れの大学においても交流がさらなる発展を目指し、相互の関係を強めて行くことになった。
2020年以降コロナ禍にあって研修は2年間続けて中止になったが、3年振りにパーデュー大学において研修が行われた。今年7名の学生を同行された田島一樹先生には大変なご足労をおかけしましたが、無事に終了したことは非常に嬉しく思っております。今年度で研修された7人加えると延べ545名の研修生となりました。お陰さまで国際交流が盛んなパーデュー大学でも、北里大学との交流が1番長いと言われ、これまでの関係者には大変感謝しております。
長い歴史には関係者の顔ぶれも変わり、年月の流れを思わざるを得ないが、これからの研修学生にとっては臨床的な研修ばかりでなく、この交流の歴史的意義や重みを感じとって頂ければ幸いである。また、この国際交流が広く知られ、北里大学獣医学科に興味を寄せて頂ければ幸甚に存じます。
最後になりますが、これからも学生諸君が今後の研修体験を活かし、今後の成長に大きな力になるようにと願うと共に、この国際交流がこれからも学生達に「夢」と「希望」を与え続けることができるようにと願いながら尽力を尽くす所存です。
2022年11月末日
獣医学部国際交流委員長 胡 東良
1校選べます。定員があるので必ずしも希望通りになるとは限りません。
事前研修として、英会話などの語学講座を設けています。
取得単位は、卒業単位として認められます。