北里大学 獣医学部

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獣医学部の魅力

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獣医学部長より、受験生・ご父母の皆様へのメッセージ

獣医学部長 高井 伸二
獣医学部長 高井 伸二

  北里大学は2012年に創立50周年を迎えました。その設立母体であった北里研究所は2014年に100周年を迎えます。衛生学部、薬学部に次いで3番目に青森県十和田市に1966年(昭和41年)設置された獣医学部(当時は畜産学部)は2016年に50周年を迎えます。この間、獣医学科では5,352名、動物資源科学科(旧畜産学科を含む)では4,110名、生物環境科学科(旧畜産土木工学科、生物生産環境学科)では2,787名、合計12,249名(平成24年3月末)をそれぞれの専門分野で活躍される人材として輩出して参りました。学部・学科組織とその名称も、獣医学教育の4年制から6年制に移行する際に畜産学部から獣医畜産学部、そして、平成19年には獣医学部へ、畜産学科と畜産土木工学科も、動物資源科学科と生物環境科学科へと、社会のニーズの変化に対応した教育内容の充実と人材の高度化に伴って変化して参りました。
  獣医学部では、動物生命科学を基軸として、「伴侶動物・産業動物の病気と闘う獣医師を育成する」獣医学科、「動物生命の誕生から、人と動物の関係、食と健康の関係までを実践的に学ぶ」動物資源科学科、「野生動物から土・水、植物の環境まで実践的なフィールド科学を総合的に学ぶ」生物環境科学科の3学科が有機的に連携した高度な教育・研究を推進し、「人と動物の共存を地球規模で考える」人材養成を目指しております。
  十和田キャンパスは自然環境に恵まれた広大な敷地面積38.4haを保有し、そこに教育・診療施設12ha、農場21ha(圃場12haと林地・他9ha)、グランドと馬場5ha余を配置しています。さらに附属フィールドサイエンスセンターは北海道・八雲で資源循環型畜産研究・実践牧場(350ha)を展開しています。キャンパス内にはCT、MRI、高精度放射線治療装置、核シンチグラム診断装置などの高度医療設備を備えた附属小動物、大動物診療センター、RI施設、犬・猫用飼育施設、実験動物施設、附属農場には牛、豚、馬、綿羊、山羊、家禽が飼育され、動物生命科学を学ぶための教育環境は極めて良好です。平成23年度末には、多目的体育館(十和田アリーナ)が設置され、各種クラブ活動やレクリエーションで利用されています。
  獣医学部では、学生諸君が四季の変化を存分に感じることができる自然環境に恵まれた青森県十和田市で充実した大学生活をおくり、知性のみならず現代社会が求める行動力を磨くための(叡智)を育み、(実践)力を身につけるための、快適な勉学環境と教育研究施設を更に充実する予定です。学部学生並びに大学院生の皆さんには、じっくりと腰を落ち着けて動物生命科学とその学際領域の研究課題に取り組んで頂きたいと思います。
  さて、最後に、十和田キャンパスの50年の歴史を振り返ると、大きな自然災害を3度経験しております。1968年5月16日、設立3年目を迎えたばかりの十和田キャンパスは十勝沖地震に遭遇しました。1994年12月28日の三陸はるか沖地震、この2度目の大きな地震で本館が新1号館に建て変わりました。そして、2011年3月11日東北地方太平洋沖地震。3つの大きな地震においても十和田キャンパスは幸い、人的損害を受けることなく、3学科は教育研究診療の機能を不撓不屈の精神で維持・継続して参りました。十和田キャンパスの特色でもありますが、ほぼ全ての学生が自宅外通学であり、学生の居住環境が大学に密接していることで、学生生活をフォローすることが可能となり、都会とは全く別の次元の極めて安全性が担保・確保された職(学)住密接型の教育環境であると考えております。2016年、獣医学部が次の50年に向けた第一歩を軽やかに踏み出せるように、十和田キャンパスにおける教育組織・施設の充実と改善に「開拓」「報恩」のスピリットを持って教職員一同が取り組んでいきたいと考えております。

参考
「北里大学と十和田市の連携による十和田市内の線量測定結果」

生物環境科学科の魅力

生物環境科学科は、なぜ獣医学部に設置されたのか

世界最北限のサル
   下北に棲息する世界最北限のサルに会える

 最近話題のヒトの新興感染症の発生は、地球規模での環境破壊や開発に伴う生態系破壊が原因の一つと考えられています。また、人口の増加による食料確保のために、環境破壊や動植物の絶滅も危惧されています。このような問題を解決するには、環境工学などの学問や技術だけでは不十分であり、野生動物学、動物行動学、動物感染学のような生命科学を理解し密接に関わってこそ、その力を発揮できるのです。そのために獣医学科と動物資源科学科の教授陣による授業も多数加えました。また、新設の野生動物学研究室には、獣医学と生態学の二人の専門家を配置し、新たな魅力が加わりました。また、地球規模の物質循環を科学する分野には国際的な場で研究活動している教員を配置し、本学を拠点としたフィールドにおける研究成果が期待されます。また、生物環境科学科では、学生の就職力をアップするための計画を多数準備しており、技術系公務員に必須の測量士補の資格取得なども魅力の一つです。


動物資源科学科の魅力

動物資源科学科で学べることが大きく変わりました

双子の子羊
    自分たちで取り上げた双子の子羊を抱いて

  細胞レベルからマウス・ラットやウシ・ヒツジといった個体レベルまでを対象とした動物資源科学科に 、さらに新たな対象としてゲノム科学や伴侶動物が加わりました。例えば、新設の動物行動学研究室には、伴侶動物行動学の専門家と乗馬セラピーの研究者を配置しました。また 、同じく新設の細胞工学研究室では、医学・獣医学・生命工学等への応用範囲が広い幹細胞の研究に力を入れていきます。
  さらに、食品機能安全学研究室は、ストレスや生活習慣病を効果的に予防する機能性食品の開発を進めていますが、これをペットフードにも応用し大学発ベンチャー企業を設立しています。この他 、企業や社会から熱い視線を浴びている細胞分子機能学研究室の乳酸菌の研究など、ホットな話題に事欠きません。
  アニマルサイエンス系とバイオサイエンス系の2つの履修コースを設置しましたが、どちらの履修コースを選んでも、まず広範囲の領域の中から自由に授業を選び 、次により深く勉強し、徐々に高度な専門へと目標を絞っていけるのが大きな魅力といえます。講義や実習には獣医学科や生物環境科学科の教授陣も加わり、幅広いだけでなく非常に奥深くまで学べる大学は 、他にありません。


獣医学科の魅力

北里大学獣医学科、他大学に比べて優れた点は何か?

手術不能の腫瘍には高精度放射線治療を適用
  手術不能の腫瘍には高精度放射線治療を適用
  (右はX線CT画像から作成: 腫瘍が頭蓋骨内に侵入)

 北里柴三郎博士の学問の流れは現在の獣医学科にも脈々と受け継がれています。本学科の最も大きな特徴は、予防衛生系や生体機構系の各研究室における充実した研究体制であり 、国際的なレベルの研究論文が続々と生まれています。このように研究活動に学生が直接関わることができる大学は非常に少なく、卒論研究によって問題解決の手法や能力を習得した卒業生は 、どの分野に進んでも高く評価されています。
  また本学獣医学科の大きな特長の一つは、十和田周辺の畜産地帯を背景とした大動物臨床であり、診療車での往診の実地体験とともに 、予防獣医学の真髄を学ぶことができます。
  さらに、2008年4月に開院した小動物診療センターは、5−6年生の臨床実習を中心に全学年で利用されています。新しい小動物診療センターは高度獣医療センターとして位置づけられ、我が国では初めての獣医核医学施設や高精度放射線治療施設などは 、がんの早期発見・早期治療を目指し、物言わぬ動物だからこそ高度医療が必要と考える私たちの理想を示すものです。高度獣医療施設は 、本学の教育・研究だけでなく 、国内外の専門獣医師の高度獣医療研修にも利用される予定です。このように動物だけでなくヒトの医療にも還元されるような、国際的な研究や臨床活動に在学中から深く関わることができるのが 、北里大学獣医学科の最大の魅力といえましょう。
  獣医学科教員一同、十和田キャンパスであなたをお待ちしています。